タヒチ医療事情

タヒチには島が百もある。遠隔の島は首都Papeeteから飛行機でも何時間もかかるほど離れており、無医村の島もあるようだ。タヒチアンはフランスの医療をあまり信用していない。病院の手術を失敗することが多くて術後の後遺症がある患者を何人も診察したことがある。民間医療、代替医療を多くのタヒチアンが望んでいる。それで鍼灸や整体に助けを求める人は多い。タヒチにはハワイのロミロミに似たマッサージがある。私も土地の伝統的マッサージの先生に揉んでもらったことがある。友人からはお金は受け取らない。フランス本国からは腕の良い医師は来ないようだが、給料が良く憧れのタヒチに住みたくて、その目的で来る医師もいる。スポーツが盛んで、ケガをするタヒチアンはどの島にもたくさんいるので、鍼灸や整体で、医者に行く前に解決する。こんな実状だから、私の耳の置鍼と氣功整体は最適なタヒチの事情に即した治療となるだろうと思う。私の女性道場生が医師でフランスの医療法に反しないようにコラボして置鍼をすることになっている。遠隔の島にも太田式氣功整体ができる整体師を養成して百ある島に一人ずつ配置して尤氏長寿養生功も教えられるようになれば、タヒチの医療事情に貢献して医療費削減にもなるのではないか?とあれこれ考えをめぐらせている。タヒチの大統領にとても近いタヒチアンが私の知り合いなので、いづれは大統領からの治療依頼が来るかも知れない。