妻の支え

私は他界してしまった妻に頭が上がらない。いつも、いつでも感謝している。太田氣功道場を私と同じ気持ちで心配して道場の為に死んでいった。丈夫でない身体を引きずるようにバカなオトコのせいで危機的状況にあった道場を調査する為に、仕事で家を空ける訳にいかない私の代わりに東京を往復した直後から寝込んでしまった。その妻の支えが無かったら今の太田氣功道場は無い。あるオトコの愚かな行為が妻の生命を奪ってしまった。私は私のこの妻の為にも太田氣功道場を守り、発展させなければ、私は妻に合わせる顔が無い。私の持つ全てのチカラを使ってニセモノたちを根絶してこれから現れる新たなニセモノに警戒しなければならないのである。今でも妻の霊が側に居て助けてくれている感覚がある。どんな逆境にあっても、ポシャることは無い。どれほど打ちのめされても不死鳥のように立ち上がるのだ。これは私だけのチカラでは無いと思うのである。私の友人であり伴侶であって、同志であった。肉体はもう存在しないが、私の守護神のように私を守ってくれる霊魂は存在している。そのように思うことで、今でも妻は存在している。私のライフワークである太田氣功道場の中核である尤氏長寿養生功と太田式氣功整体を私の死が来る瞬間まで、私は私の全力で走り抜ける。もっとも、障害の残った左膝の為に走ることは出来ないのであるが、