人生の糧

人生の中で、自分の好きなことを長いあいだしているといつの間にか、人生の一部となり生きがいとなって人生の糧ともなる場合がある。空気や食事のような存在となり身体の一部となる。そこまで趣味としていること、仕事としていることを昇華しなければホンモノとはならないだろう。自分の至らぬ実力、チカラを上手い言葉と若いうちの容色で誤魔化すならば、それは、「巧言令色鮮なし仁」と言うものである。まるで役者か芸能人のような存在で、上手い言葉と化粧で化けた容色で人の気を引く役者のような仕事は武術家でもない、瞑想家でもない。これではホンモノとは言えない。まず、自分が実力をつけることである。ホンモノの趣味と仕事と言うものは、人生の一部と糧になっている。そこまで至ってないうちはニセモノである。