内功ネイゴンと神シェン

尤氏長寿養生功の最高の究極のワザ、境地は内功である。ネイゴンは字の通り、人間の内面を鍛えて相手を制してコントロールする技術である。その第一段階として神、シェンと言う技術がある。シェンは目から出る氣のエネルギーを指す。私は良く師母の目のチカラであるシェン、で投げられた。師母に突きを入れようとしても、見つめられたり、睨みつけられると、私の身体が反応してはね飛ばされて投げられる。近づくことすら出来ない。私は今、指導員に盛んにシェンを使って、同じように跳ね飛ばして、投げたり、近づくことを許さない。指導員は内功ネイゴンの練習をしている。指導員には私と同じレベルになって欲しい想いで訓練を授けているのである。内功ネイゴンは難しい。相当な時間を瞑想に費やさねばならない。だから、尤氏長寿養生功は一生の、生涯の修行なのだ。しかし、そのレベルまでに練習すると、私の内面の氣と指導員の氣が繋がり、何とも言えない爽快感が訓練後に感じることができる。途中で離れて自分たちの道場を開いた者はここまでは到達していない。瞑想の時間は足りなく、心に慢心と雑念がありすぎると素直になれないので、ネイゴンが出来ない。私も警戒してそこまでは教えなかった。私はここまでついて来てくれた指導員を私と同じレベルにまで、引き上げたいと願っている。私の代で尤氏長寿養生功の終わりにはしたくない。まだまだ先の修行が指導員には残っている。奥は深いのである。私も新しい境地を目指して訓練を続けて新技術の開発をしている。修練は楽しく、しかも真剣で、飽きることがない。離反者たちのワザと瞑想には限りがあるが、私の尤氏長寿養生功のワザは限りなく、アイデアとチカラが腹の底から湧いてくるのである。修行は一生で、終わりは無い。