寄生人、神田吉隆

自分の実姉に最初に寄生して二十五年、次に私に寄生して二十五年、最後に寄生したのは私の元道場生であった。寄生することが神田吉隆の人生である。私を父と呼び資産家の女性道場生を母と呼んで情けを武器に生き血、いやいや、利権とカネを吸い取る。神田吉隆の寄生の人生哲学は、私の告発で終止符を打たれた。

しかし、まだ、尤氏意拳に集う生徒達がいる。誰が今は寄生することを辞めたと言えるだろうか?私が感じるには寄生を辞めてはいない。カネの返済から逃げて、逃げて、鳥取くんだりに本拠地を移すくらいでは神田吉隆のコジキ根性は治ってない。人間の性はちょっとやそっとでは治らない。家族だろうが、師匠だろうが、利用出来るモノはどんなモノでも利用する。浪人時代から今の今まで自立の出来ない奴なのだ。冒険者でグランドスラムを達成した若者はカネが欲しくて北極まで行ったか?違う!好きで、人生の中でやり遂げたいと思ったから北極まで行ったのだ。カネが目的であった訳ではない。武術を習うに初めから、カネを儲けようと思うバカ者はいない。寄生虫、寄生植物のみならず、実際に人間にもいたということを、私はこの歳になって、初めて知ったのである。