2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

三種の神器

健康で長寿になる為のメソッドは数え切れないほどあるだろうが、私が提唱する三つのことを紹介しよう。正食、正体、正想と私は呼んでいる。この三つのやり方を学ぶと健康で長寿に なれると私は思っている。正食は白米を避けて、玄米を食べる。正体は均衡の取…

勁と空勁

空勁を英語では Empty Force と言うのに対して、勁はInternal Powerと訳されている。空勁をEmpty Force と呼ぶならば、勁は Internal Force と訳されて当然である。今現在、私が受け継いだ勁空勁の動画がYou Tube で掲載されている。そろそろ You T ube に英…

武術と瞑想の目的

西洋の、特にイギリスで貴族階級に求められたノブレスオブリージュ Nobles Oblige は日本の武術と融合合体して弱い者を助け強い者を挫く武術家の心構えとして浸透して来た。特権階級に居る者は自ら国と弱者に奉仕すると云う行為は今でもイギリス皇室に根強く…

使命と幸せ

人間にはある時点から、使命を帯びる時がある。私が尤氏長寿養生功を習い始めた時には使命などと気負って意識することはなかった。ただ、師母との訓練が、あまりにユニークで、希少価値のある、絶えようとしている武術、体技、瞑想を途絶えさすにはあまりに…

Martial Arts

西洋では武術がArt、 芸術としては見られなかったようで、東洋の神秘的な武術を見て神ワザと云うようなワザをMartial Arts と呼び始めたに違いない。武の芸術と呼ぶに相応しい氣の武術、意拳から生まれた尤氏長寿養生功の空勁はまさに芸術と言える。一般の人…

Routineルーtィーン

トップアスリートにはルーtィーンと言うものがあって、最高のパフォーマンスをいつでもどんな状況に於いても、出来るようにRoutineの行動パターンを決めているようである。私の習った尤氏長寿養生功にもご多聞に漏れず、 Routineは存在した。もちろん、トッ…

above imaginary under real

英語の上虚下実の表現である。下を現実にして、上を想像だけにする、と言う解釈であろうか?武術の文化の無い社会の何とか上虚下実を表現したものだろう。下実のチカラを上体に伝える人間活動、運動、身体の使い方は洋の東西に関係なく存在するようである。…

セルフリハビリ

今まで行っていたデイケアと自宅リハビリも辞めて、いよいよタヒチ移住に向けて準備を始めることにした。これよりは専門性のあるリハビリと信頼出来る指圧にそれぞれ一か月に一度通うことにしている。お金も貯めねばならない。脚の筋肉も大分ついて、三十セ…

伝道師

私は日本全国に、全世界に尤氏長寿養生功の伝道師をばら撒き、尤氏長寿養生功の素晴らしさを伝えて人々を私のように幸せにして上げられれば、私がこの氣功を習得した甲斐があって、今は亡きドクター尤老師と欧陽敏師母と私の妻も喜んでくれる、と思っている…

良師

今まで述べて来た中に私の師母を念頭に良師と言う言葉を使っていた。良師は長い年月をほとんど苦行とも言える修行を重ねて、教える内容は習った内容を変えることはない。伝統を受け継ぎ、そのワザは神技と言えるほどの出来栄えで、他の流派を圧倒する。師母…

座禅

立禅で溜められた氣を全身に行き渡るように身体の隅々に氣を巡らせることが目的となる。氣功と言えば、もうそれは瞑想が手段となって、インドのヨガを中国ではユガと発音して、ヨガを氣功と同じように見て、インドの氣功としている。日本の禅は悟りへの手段…

站椿功

立禅のことである。站椿江は中国内家拳の意拳の基礎鍛錬法の站椿が一番有名である。站椿は突き蹴りを主体にする外家拳の馬歩と同じようなもので、日本の空手の騎馬立ちがこれに当たる。しかし、尤氏長寿養生功の基礎訓練になってからは決定的な違いがある。…

震脚

我々がジャンプして、いわゆる太極拳で言うところの震脚をするわけなのだが、最初のジャンプはなかなかに難しい。両脚での連続してのジャンプは日常しない動作であるから、筋肉がついていないのですぐに疲れて一分くらいも連続してのジャンプはなかなか出来…

沈下丹田

文字通り、丹田に氣を降ろすことである。尤氏長寿養生功の修行の最大の目標だ。簡単ではない。長い年月の修行が必要である。私の場合は、毎日二回一日七時間の訓練の後に沈下丹田を達成したのである。沈下丹田は中国内家拳の達人が達成したい極意境地である…

オンライン個人教授

タヒチから、テレビ電話で太田氣功道場の指導員を氣で投げ飛ばすことが可能になっている事実をもっと拡げて、一般の方にも、遠隔で尤氏長寿養生功の訓練を体験してもらうことを提案するものである。オンラインでテレビ電話で対面しながら、この氣功の個人教…

阪神大震災

二十四年前にそれは起こった。私は当時、大阪豊中市の高層マンションの十四階に住んでいて、朝の三時から瞑想をしていた時であった。突然グラグラッと揺れて、その時にはカーテンを全て開けて真っ暗な外の闇が同時にパッと明るくなったのである。後で分かっ…

おバカ師範

チャンバラと食レポをやっている尤氏長寿養生功のニセモノ師範たちがチャンバラと食レポを教える内容にしていることはすでに述べた。武術家を自称する者が武術を語らずに自分の食ったものをレポートして、尤氏長寿養生功を継承している、とのたまわる。また…

体技と上虚下実

上虚下実の言葉が出ると私は興奮する。それについては、言いたいことがいくらでもあるからだ。上虚下実になると、人間の活動は飛躍的に高度なものとなる、と私は考えている。いわゆる上虚下実になった体技と言うものは分野を超えて高度なワザとなって、他の…

先人の境地

私が尤氏長寿養生功を修行して、何ものにも私の心が揺るがぬこと、いわゆる境地を目指していたのであったが、内家拳の中でも、太極拳の理想とされる身体と言われることは、上虚下実と言うものである。修行しているうちに私の身体はドンドン変化して行く。下…

約束

私は約束をした。亡き私の師と、私の妻の二人に、この尤氏長寿養生功を正しく、尤氏長寿養生功の名を継いで、その名を世界に轟かせて、師母は出来るだけのたくさんな道場生を持ち、経済的に潤い、思い通りの人生を歩んで師母の名を汚すな!と。私は忠実にそ…

チャンバラと食レポ

最近の一人の指導員の報告によると、あのニセモノ団体のツッパリキッパリ道場はチャンバラをやり、尤氏意拳は自分の食ったものの食レポをしてそれをホームページに掲載しているのだと言う。あまりのバカバカしさに笑ってしまったのだが、それぞれの専門分野…

自得

尤氏長寿養生功の勁空勁の極意とか秘訣というものを、ある者たちは全て師匠が教えてくれる、与えてくれるものであると思うらしい。そんな簡単なものでは無い。私は師匠の師母からは相手をこういうように投げるとか、このようにする、などの教授を受けたこと…

極める

日本人が、最近スポーツの世界では世界一になるケースが多くなっている。日本人の性格上、道を極めることは歴史的に当たり前のことであった。何もスポーツの世界だけにとどまらない。どんなことでも、極めることは日本人の特性と言える。途中で投げ出すこと…

同志

どんな世界でも、同じ道を歩む者は同志と言えるであろう。我々尤氏長寿養生功に集まって来た道場生は私の同志と思い、師母から習ったことを教えて私の経験と同じことを伝えようとしてはいたが、辞めて行く者を止めることは出来ない。途中で我欲に駆られて自…

逆境

人生においては逆境は誰にでもある。逆境に負けてしまえば、それまでの努力は無駄になる。何よりも負け犬となって、どんないい訳をしても、負け犬の遠吠えとなり、そこから先には進めない。逆境を乗り越える為に自分が何をして、何をしないか選択する、本当…

師父と師母

中国では武術の師匠が男性の場合、師父と言い、女性を師母と呼ぶ。尤氏長寿養生功をドクター尤老師の奥様であった欧陽敏師母を師匠に持った関係上、ドクター尤老師は私にとっては、師父と言えるほど短かに感じて、私が入門するまえに 亡くなられていたものの…

結束力、一枚岩

今朝瞑想をしていて、閃いたことがあり、ずっと考えていた。なぜに日本でも、タヒチでも、こんなにもことがスムースにうまく運んでいるのであろうか?ということを考えていた。あの二人の人間たちが道場にいた時にはギクシャクして前に進むことが難しかった…

こころとかたち

永続的に続く伝統を守ろうとすれば、ふたつのものを正しく受け継ぎ、正しく教えて次世代に正しく伝えないといけない。精神、こころと技、かたちである。尤氏長寿養生功の勁空勁は習得するに何十年という修行ののちに出来るようになるもので、一朝一夕にその…

人間性

どんな武術も瞑想も芸ごとも究極に問題となるものは何と言っても、その携わる者の人間性であろう。私の太田氣功道場に集まる者は実に個性に溢れている。私はその個性を大事にして、さらにその個性を 伸ばして、他の者がマネ出来ない、彼独特なものに育てるべ…

閃きと温泉

脳波については以前、詳しく説明したが、閃きがあった時にはアルファ〜波が出ることが分かっている。あまり熱くない温泉に長く入ると脳波がアルファ〜波になって能力が開発されて閃きが出来易いということで、日本人は露天風呂に入る習慣があるので、閃き易…