2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

正想

正食、正体の後にこれを書くべきであったが、正食正体正想の最後の三番目の詳細を説明したい。チベット密教の瞑想を主体とする、我々の修行によって、人の過去にあった悪い体験やトラウマで傷ついた脳を修復して、過去を思い出して人生を誤った方向へ歩んで…

偏差と魔境

氣功を行なうと不都合なことも起こり、全ての氣功を行なう者がバラ色の結果が待っているとは限らない。人の過去の体験やトラウマによっては、瞑想が深化する時には本人の我欲本性が強過ぎてバランスを崩して、増上慢となって、少しの訓練で、スーパーマンの…

毒にもクスリにも

概して、ホンモノのワザと言うものは人の役に立ち、もし自分の我欲によって、使い方を誤れば、毒にもなる。正しく習い、正しく使ってクスリとなることを社会に還元する。尤氏長寿養生功の氣 、勁空勁もホンモノであるがゆえに、毒にもクスリにもなる。我欲を…

瞑想と座禅

こんなことを言うと、変に思われるかもしれないが、座禅と瞑想は同じことではない。その説明を今からしよう。 座禅は、仏教の修行の手段であって、インドに興ったブッダが提唱した瞑想を足を組んだ座禅の形として中国に伝えられたものが禅宗として日本に伝わ…

遺伝子と運動

最新の科学では、運動を適宜行なうと遺伝子のDNAのスイッチをオンにして運命を変えて、子孫の運命をも変えることが解明出来ている。スウエーデンのある村ではほとんどの村人が心臓病で死亡した。調べてみると、祖父の代で、大豊作になって、肥満になったが、…

即断即決と優柔不断

人生は、決定の連続である。優柔不断などは許されない。慌ててものごとを決めろ、ということではないが氣功を長年訓練すると直感が育ち、直感的なものごとの決断が後で振り返って見て正しい決断であった場合が多い。優柔不断であるとチャンスを失うことがあ…

鍼灸講習会動画

七月の鍼灸講習会の動画が、初めてユーチューブに掲載された。参加者の鍼灸師に氣を感じてもらう一部始終が動画に写っている。生まれて初めて氣を実際に感じたのであった。鍼灸学校でも、氣の話は出るが、氣を実際に鍼治療に使うことはない。この後に耳への…

正体

この正体の概念こそが太田式氣功整体の根幹の部分に当たる。歪体になっている身体を手技、と氣功で鍛えた氣で即座に歪んだ身体を正して、体内に滞っている邪気を対外へと追い出して、病体から健康体に戻すのである。食体想のブログ記事で言ったように身体に…

食、体、想念を一つずつ、詳しく説明して行こう。今回は食について、 食に関しては、いろいろな考え方があって、これが良いと言うことは一概には言うことは出来ない。私が経験したことを話そう。私が体重が増えて、減量しようと玄米菜食をストイックに実行し…

食、体、想

私が提唱している三身一体の健康と長寿になる秘訣で不可欠の三つの考え方である。食が大切なことは、誰でも知っていることであろう。体と言うことは、正体と言うことであって、左右対象の身体であることを言う。我々は産まれてからこのかた、身体の使い方に…

秋の気配

良い季節になって来た。朝の五時に目が覚めて、瞑想を終えて、これを書いている。虫の音は以前に比べて、ずっと増えて秋の気配の真っ盛りである。夏が終わって、秋が来る。当たり前なものであるが、無常と言うことを考える。全ては移り変わる。同じところに…

インターネット

今現在の世界では、インターネットの技術を覚えて、スマホの使い方を知らねば生きるのに支障が出て、若い者にバカにされる。私は時々、腹が立ってくる。負け惜しみで言うのではないが、そんな少しの機械の技術的な扱いは人間の本来の知能と人間性などとは関…

常在戦場

第二次世界大戦時の日本海軍大将、山本五十六の座右の銘であった。戦場だけでなく、日常の生活の中でも、戦場に在るものとして抜かりなく、回りに目を配り、戦闘状態に在るものとして日常どんな所でも戦の準備を怠らない。と言うことになるだろうか?私が主…

尤氏長寿養生功の本

私が私の妻の他界後にすぐの家の処分の際に紛失した本と同じコピーを私の先輩がついに彼の家の中を捜索して発見した、との連絡を受けた。良かった。これで、私は今年、十二月に発刊される日本語版の本と共にこの英文の本を日本語訳にした本の二冊を刊行出来…

知足

人間が自分の持っているものに満足出来ない時には、人間は不幸せに思うしかない。心は絶えず、足りないと思う穴を埋めようと焦りと他人を羨ましいと思う妬み、嫉妬の心が芽生えるのである。さまざまないやらしい行動に出る。ますます失態や犯罪的な行為を犯…

体技と手技の裏にあるモノ

氣のことである。どんな、人間の行なう活動、体技、手技の裏側にあって体技と手技を裏で支えるチカラ、エネルギーは氣である。例えば、10ワットの電球を100ワットにすれば、もっと明るさが増して100ボルトの電流が10000ボルトの電流になった方がもっと大きな…

日本全国展開の予感

これを言うのは、時期尚早であるかもしれないが、最近の講習会に集う氣の有志の参加者との氣の交流時や氣に興味を持つ同志仲間の勁空勁を打たれた時の顔の表情を見ていると、私には予感が走る。それは、私が生命を賭けて習得した尤氏長寿養生功を日本全国に…

瞬発力と持久力

人間の筋肉には主に瞬発力と持久力の二種類があって、速筋と遅筋である。魚もヒラメのように速いスピードでエサを取る種類にマグロのように長い距離を連続して泳ぐ、それぞれ、白身の筋肉、赤みの筋肉に別れている。どちらが良いとか悪いと言う話ではないが…

虫の音

夜の瞑想時に静寂の中で、虫の音が聞こえる季節にいつの間にかなっている。西洋人は虫の音をうるさいと感じると聞いたことがある。こんなに心をクレンジングしてくれるものは無い。小さな虫が秋の気配を感じさせ、人の心を和ませる。虫との無言の会話をする…

現世利益と即身成仏

密教の特徴には、既成仏教が成仏は死後に出来るという説に反して、現世において成仏出来る、即身成仏出来る。と説いている。尤氏長寿養生功も密教の瞑想を取り入れて修行の軸としている以上、現世において自分の夢や希望を追及して叶えることを否定しない。…

進化と退化

尤氏長寿養生功は訓練すればするほどに自分の氣のチカラは強く重くなって、そのチカラを応用する時には、進化を遂げて行く。それなのに、中途半端に習った者には進化は無く、退化して行っているのを私は今、見ているところである。訓練の量が足りなければ当…

人の情け

この世の中に人の情けが無かったならば、この世を生きる我々の人生は何と殺伐としたものになるだろうか?と思う。まるで、砂漠の中にオアシスが無いようなものになるだろう。情けをかけても、仇で返す者もいる。人の世のルールを守ることの出来ない人間であ…

訓練の期間

訓練の期間がダラダラと長くても良いと言う訳でもないが、ある程度の期間が必要であることは間違いの無いことである。また、訓練の短い者が大成したことのないことも事実である。一般的に十ぱ一絡げで、言うことは出来ないから、私の体験を話そう。私は1987…

氣のコネクト

氣功の中で一番大切なことは、もちろん自分自身の鍛練によって氣を練ることではあるが、鍛練出来た後に氣を使い、武術に、医療に応用するには、投げ飛ばす相手や治療する患者との間に氣のコネクトがどれほど深く出来るかが問題である。このことはどんな高段…

通氣の秘密

通氣の秘密をここで明かすことは出来ないが、どんなことであるかを伝えることは出来る。尤氏長寿養生功を金儲けの手段や自分の売名と自己宣伝、自己顕示欲の達成の手段とする者たちが知ってしまえば、さらなる秩序の混乱とドクター尤老師と師母の意図とは真…

Rejuvenation

若返りの特別な秘薬などは無いがテレビの宣伝などで、これさえ飲めばヒザが治り、痛みが消えて健康になる、と人の健康の不安につけ込んでカネ儲けを企む会社がいくらでもある。Rejuvenation,若返りの秘薬、不老不死のクスリなどは夢物語である。しかし、氣を…

次世代へ

どんな生き物の種も、どんな芸術、どんな学問も自分たちだけのモノで終わらせることなく、次世代へ子孫を残して獲ち得た 遺伝子、技術哲学を伝え残すことは自然の成り行き、本能である。師母は習った全ての勁空勁についてのワザを懸命に伝え遺そうと我々を競…

要支援1

これが私の身体障害者の等級である。以前は要介護2級であった。介護保険のリハビリを断り、自主リハビリを始めて、改善した。プラスチックのイボイボがついたプレートを毎日踏みつけて足の血流を良くして脚の血流の改善して歩き方を研究して、風呂の腰掛けを…

今を生きる 努力精進

二千五百年前に仏教を打ち立てたブッダの教えは今も生きている真理である。現代に生きる我々に多くの生きる上での示唆を与えてくれる。その主なものは、諸行無常、諸行無我、一切行苦、怨憎会苦、愛別離苦、求不得苦、五蘊盛苦、などの言葉で表される生きる…

知る者は言わず

世にはびこるホンモノではない者たちは自分のほころびを隠す為に、ニセモノが、ホンモノのマネをする為にピーチクパーチクかまびすしく言葉巧みに言わざるを得ない。一方、ホンモノは知る者は言わず、でただ行なうだけである。であるから、私もあまり説明を…