2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

貧しい発想と心

中国の古代から続く科学で、智慧である氣功は現代において、どのような役割を果たすべきなのか考えてみたが、氣功の訓練は一人王様や皇帝を長生きさせるものであったものを、人民万民の為に、特に尤氏長寿養生功ではドクター尤老師が医師としての立場から万…

マラリア

最近の異常気象で、猛暑が日本を襲い、四十度を超える日もあったが、伝染病を媒介する蚊が日本に増えて、関西以南ではマラリアが発生すると思われている。マラリアを媒介する蚊は既に日本にいるという報告もされている。蚊には絶対に刺されないよう気をつけ…

❷ワザより身体

もうひとつ言っておかないといけないことがある。尤氏長寿養生功を始める時の、初心者の体内の氣は身体前面の正中線上の胸に位置する壇中と言うツボにある。壇中は正中線と両乳首のラインの交差する点のツボである。站椿と震脚で氣を壇中から丹田に降ろすこ…

ワザより身体

どんなスポーツや武術武道でもワザ、技術がある。たくさんの何十何百というワザを覚えて試合に臨むであろう。尤氏長寿養生功を学んで勁空勁を初めて会った人間にも百%出来るようになった私には発見、理解出来たことがある。ワザはたくさん練習する必要はない…

瞑想のレベル

瞑想家と呼ばれるまでには何時間、何日、何年の期間、瞑想の師に就いて、修行をしなければならないのであろう。私は三十年間のあいだに師母に就いて、四万四千四百四十時間、瞑想した。数えた年数は二十年であるが、実際は三十年である。瞑想はもっと長い時…

勇気

人間はある行動を起こす時には不安と迷いを持つことが通常当たり前なことである。しかし、勇気があれば、意外にことは簡単に済んで、思った以上の結果を得ることがある。勇気が無く、自分の生い立ちを隠して、自分の名前に自信無く、ウソをついて社会を生き…

最古で最新

氣功の考え方と技術は中国最古の王朝である殷、周の時代から現代におけるまで、人間の健康と長寿に役立って来た。特に尤氏長寿養生功の前身の意拳の站椿は中国武術界で最強と評判の武術家を生んで、武術界において、特殊で特異な地位を確立して来た。氣功は…

魂を売った者

カネとクルマとオンナに己れの魂を売った者がいる。愚かにも、自分で自分を宗家創始総師範、と呼んで悦に入っている尤氏意拳明光武道の神田真澄こと姜吉隆である。私がせっかく、氣を送って手伝って、やっと日本拳法のチャンピオンになったのに武術武道家の…

柔道への応用

今、世界柔道が行なわれている。大変な興味を持ってテレビを見ているのであるが、尤氏長寿養生功のオリンピックへの応用としては柔道が最適ではないかと私は思うのである。意拳の真髄と言えば、尤氏長寿養生功に昇華した最大の特徴とすれば、体内の氣が降り…

日本人は芸術やスポーツに道と言う言葉をつけることが通常のことである。武ならば、武道、柔道、空手道、人ならば、人道などの道をつける意味は精神的支柱を、自分がしていることに持たせようとする日本人のまじめな性癖から来ているものと思われる。道の中…

破門

尤氏意拳明光武道の関連したブログや何かの説明を読むと、2011年に独立した、と書いてある。コレは間違いである。独立したのではない。破門されたのである。破門された、とは自分で言えないので、いつものようにウソついて、独立したとカッコつけしている。…

活動資金

東京六本木におけるデモンストレーションを当初、無料で行う予定ではあったが、本年の海外出張と地方での講習会の活動資金が不足しているので、有料にしてみなさんに資金を援助していただきたい。以前にも言ったが、援助いただいた資金は尤氏意拳の姜吉隆の…

傲慢

先回の站椿で述べたのであるが、意拳の王向斉老師の弟子たちが韓氏とか姚氏と言ってそれぞれに意拳の継承を掲げてそれぞれの流派とでもいうのか、解釈の違いを表明しているのかもしれないが、先回も言ったように、尤氏意拳などと言うものは存在しない。たっ…

站椿

人間が歳をとると、脚の筋力が弱まり、老化をますます早める。立つということは非常に科学的で哲学的なものである。我々の体重を支える筋肉は生まれてから毎日の人間の活動の中で自然に鍛えられるもので、特別に体重を支える為のトレーニングをすることはな…

一万ボルト

サンフランシスコの道場に私の先輩がいて、シリコンバレーの世界的に有名な会社のエンジニアであったが、ある日仕事をしている最中に一万ボルトの電流が流れる電線に触れてしまったと言う。その事故の際の出来事が大変に面白く、興味深かったと言うのである…

大周天

氣功には中国人の数だけの種類があると言われている。道教の氣功の氣の流れは小周天を作り、回す。一方、尤氏長寿養生功の氣の流れ、回し方は大周天である。道教の小周天が身体の督脈と任脈を通して身体の内側を回すのに対して、仏教の大周天は天の氣が頭頂…

練習

武術武道に限らず、どんなスポーツ、どんな分野でも、その道のエキスパートになろうと思えば、練習をするしか方法がない。他に近道はない。特に尤氏長寿養生功の勁空勁のワザはあらゆるものの最高峰に位置するもので、相手に触れること無く相手を投げ飛ばし…

体力

尤氏長寿養生功の震脚と基礎訓練によって培われる強い心肺機能と体力は驚くべきものとなる。実験をした訳ではないが、オリンピック選手のそれに比べても、勝るとも劣らない。指導員の一人が合気道を習っていて、師範に何遍投げられても、延々と投げられ続け…

勁の原理

世の中に生まれて、何遍考えても分からないことを全て解明することを死を迎えるまでに成し遂げれば、生まれてきた甲斐があるというものである。私は武術武道を半世紀にわたり携わって、チカラとワザを超える勁力について、是非とも習得してその全てを解明す…

シャオフー 小虎

私はチーター、ラオフージャイと呼ばれたが、一般道場生はシャオフー、小虎と師母に呼ばれた。私はこの私の呼び名を含めた、中国武術の師弟関係や本格的な伝統の中国武術の雰囲気を気に入って楽しんだ。日本武術には無い呼び名をつけて弟子を呼ぶ。師母には…

チーター

今、太田氣功道場では、精鋭の道場生が集まり、みんなのジャンプ、震脚の質が向上して施設の体育室の床が一人ひとりの震脚の度に大揺れしている。私はこの瞬間が大いに気に入っている。師母と私の一対一の真剣勝負のジャンプすなわち、震脚を思い出すからで…

生涯修行

武術武道を若い時だけ修行して、それで修行を終える者もいるが、尤氏長寿養生功は歳をとってからほど大事になって来るもので、修行がますます面白くなって来る。外家拳と呼ばれる突き蹴りを主体にする武術武道においては、スピードのある、力の強い者が有利…

観て、聴いて、訓練する

師母は良く、何回も、観ろ、聴け、訓練しろ、と言っていたのであった。最晩年になって、尤氏長寿養生功のワザの伝承を毎日考えていたと思われる。私が適任者であったかどうかは知らないが、そのような状況にあって、道場内では、熾烈な競争が日常茶飯事では…

心の豊かさ

武術武道の大目的は、少なくとも、日本人が目指すべきことは、私は心の豊かさを持つことにあると思っている。これは私が五十年、半世紀の長きに渡って武術武道に携わり、最後に得た結論である。勝った、負けたの勝敗にこだわり、いい年してもあいつは弱い、…

教育 Education

教育を英語では、 Education と言う。 Education とは、 Educe の名詞で、その意味は引き出して伸ばす、と言う意味である。武術においての修行の意味合いは修行する者のその武術における才能を伸ばすことにあると思うのであるが、それにはある条件下において…

経験

若いうちには、経験不足で、歳をとった経験のある者から習ってその経験を授かるのが、武術の世界の子弟関係と言えるだろう。何の経験無く、浅はかな一時の経済的状況が悪くなったという理由で、人のカネに手を出して、自分を師範と呼ぶ武術家も現れるこの世…

真似

人の真似をして生きる人生はどんなことになるのであろうか?朝起きる時と夜寝る時に人の真似をしていることに良心の呵責はないのであろうか?自分の資格と実力が無ければ、真似とウソは自分の格上げするには必要になる。私は人の真似をしたことはないので、…

ウソ❸ 秘密のノック

我々尤氏長寿養生功のサンフランシスコの道場では、師母が外部からの部外者が道場にコッソリ来て、いろいろと探っていくのを嫌い、家のガレージを道場にして、道場に入る際にはガレージのドアをノックしてから、名前を聞いて道場生だけ入れるシステムになっ…

ウソ❷

尤氏意拳がホンモノであると証明するものはたった一つしかない。師母に数年間、過酷な訓練の後に日本に帰国してから自分の新しい武術氣功を創設した、と言うならば、韓国のパスポートに出入国のスタンプが押してあるはずである。そのページをコピーして呈示…