玉ねぎの皮と心の殻

玉ねぎの皮を剥いていくと、最後には何も残らないが、人の心の閉ざされた殻と皮を剥いていくと、最後に残るものは、

愛と幸せであると私は体験して気づいた。尤氏長寿養生功の訓練を通して、

この氣功の瞑想を通して、一万四千四百四十時間の瞑想と三百六十万回のジャンプで心身を鍛えた結果、上虚下実の身体が出来上がり、邪氣に溢れた想念は足の裏に流れて去っていった。脚は強く重く、逆に上半身はスッキリと軽く、脳に作られた傷は癒えて幸せを感じるようになって、人を愛することができる自分がいた。自然にそうなった。心の殻と皮が取り除かれて、愛のエネルギーが顔を出すことになった。日本に戻って、何をしても、どこにいても顔には笑みが浮かんで、嬉しい楽しいの毎日である。殻は

緊張と怒りでギンギンにさらに固くなったものを外すことはなかなか難しい。

瞑想によってリラックスするとだんだんと緊張は解けて心の殻は柔らかくなって、核の部分が現れて来る。ジャンプは身体を堅固にする。自分でもこれだけ

強くなれると自覚することはself esteem, 自尊心を取り戻して自信に溢れた自分がいつの間にか存在していることになる。誰でもが最後に自覚するのが

愛であって、幸せになりたいのであった。愛と幸せのエネルギーは最良最高究極のエネルギーである。最上の波動だ。

皮を剥くなら玉ねぎで無く、心の殻、皮を剥いてもらいたい。