忍者と氣功

 NHK で忍者の特集があって、興味深々で観た。忍者は修験道の印を組むらしい。それだけではない。瞑想もしていた。息長、(おきなが)という。

短く息を吸う、吐く息は長く一分ほどで吐く。驚いた。我々の瞑想時の呼吸と

同じである。脳波を調べるとβ波は

制限されて、シータ波が盛んに出る。

アルファー2波が出てくる。この意味は、

睡眠時の脳波を出しながら、同時に

意識は覚醒して凡ゆる状況に対応出来る

脳、心、身体が存在している。私は

このことを数え切れないほど経験している。寝ていても意識の何処かは寝ていない。自分の周りにアンテナが巡らせてあるようだ。一度は、泊まった旅館の火事から妻と一緒に

逃れることが出来た。東洋の神秘は中国にも、日本にも存在していた。

その伝統と秘術は現代の日本でも体験

出来る。細々と綿々と脈々と伝わっているのだ。消滅しかけては、奇跡的に私のような興味を持つ者が現れてその伝統の技を

修行して受け継いでいくのである。万分の一の

奇跡としか言いようがない。しかもその内容は、

現代の医学的な考察と実験で解明されつつある。