浄化
尤氏長寿養生功の修練の最初の目的は Cleanzing, 浄化である。もちろん、
宗教ではないので、心の浄化ではない。
始めは身体の浄化に重きを置いている。
私が最初に站椿を行った時は、ゲップとオナラがドンドン出て恥ずかしい気持ちで遠慮がちにしていたのであるが、となりの先輩が遠慮無くしているので時とともにゲップとオナラは日常的なものになっていった。別にわざとそうしていたわけではない。自然とゲップとオナラは出ていった。汗とゲップとオナラは身体の
毒素を出して3年ほどすると、明らかに
肌はツルツルスベスベになって私の同年代と比べるとずっと若く見られるようになっていた。浄化されていたのである。
氣の効果を確認した後は毎日の日課となって瞑想は無くてはならないものとなっていく。もっと上達してもっと内面を
開発したらどうなるか興味が湧いてくる。そこから先は宗教的な行となっていくのであろうが、これはあくまで氣功
なので、健康長寿が目的であって悟りを開くことが目的ではない。しかし、瞑想がチベット密教から来ている以上、
究極は悟りを目指すことになるであろう。悟り以前に心身を浄化するのは
当然である。どっちにせよ、浄化は大事なものである。健康で長生きをするには
身体だけでなく、心、精神も健康に
ならねばならない。運動と瞑想が身体と
精神、心を頑丈で健康にする。
もちろん食事も関係する。いつも言うように、食、体、想、を三本の柱として
尤氏長寿養生功を修練すると修練前に比べるとその違いは明らかである。ドクター尤老師がご健在の折サンフランシスコの北にある仏教のお寺からひっきりなしに人がおとづれて来たと師母と先輩から
聞いたことがある。仏教徒にとっては
魅力的な修行法と思われる。修行法と言えば、武術に携わる者にとってもこの氣功はヨダレの出る程に修行したいものなのだ。