野生のブタ

タヒチの島でこんな日本ではあり得ない体験をした。しばらくステイした島のジャングルに連れていかれて、ある場所で何かの動物が悲鳴をあげていた。ちょっと見たら、とっても大きなブタを解体している。あまりに大きく、見たこともない白い物体の野生のブタであった。

その前に銃声も聞こえたので、何か

狩猟しているのは分かっていた。まさか

ブタであったとは、ひと皿肉切れを渡されて、もちろん試食したのである。

中華の味付けで美味かった。このようにタヒチでは食料は自分で調達出来る。

またある時は魚を釣りに行くと言う。

釣り名人に連れられて行ったけども、

エサは?と言えば、今から一番良いエサを取りに行くと言う。クルマから投網を取り出し、海に入って、投網を投げている。小さな魚がいっぱい取れて、それを

釣り針にかけて海中に投げ入れると、

ほとんど入れ食い状態で面白いように

魚が釣れる。こんな具合で食糧には困らない。野菜は自宅の庭で、果物も庭に

マンゴウやバナナの木がある。これで

結婚しないで子どもができれば、フランス政府から充分な手当てが出るから、

タヒチの人は子どもが生まれてから結婚する。まさに楽園である。私の友人も子どもを二人生まれた後に結婚した。今では父親が亡くなってからその父親の家を受け継いで、海のすぐそばに住んでいる。そこの家に泊まる予定である。