神(シェン)

シェンとは目から出る氣のエネルギーのことである。東洋医学鍼灸師が初回の患者に送る眼光の鋭い時に東洋医学に慣れている患者は、この先生は、眼光鋭いシェンのある人である、などと言う時に使う言葉である。尤氏長寿養生功では、特別にこの神(シェン)を訓練して目から出る氣のエネルギーを鍛えるのである。師母は氣のエネルギーの中で、目から出る氣が一番強いものであるといつも言っていた。神だけの氣で相手を押さえ込むことができる。尤氏長寿養生功の氣功を長年訓練すると、この神がとても強くなって、初対面の人が、あなたは目ヂカラがありますね、などと言うことがたびたびある。私は良くクリニックに行って治療を受けるが、担当の先生に太田さんは眼光鋭く、眼ヂカラがあるね、としょっちゅう言われるのである。こんな時には私の氣功の訓練が培われて、眼などの身体にその成果が出て来ているのだな、と私の修行の深さのバロメーターになっている。手を相手の手にかざしただけで、相手が私の氣を感じるようにもなっている。静電気のようなエネルギーを感じると言う。患者の痛みや肉体的問題もすぐに解決消失してしまう。初対面の講習会参加者も私の氣を感じて、私に投げられている。最近、とみにその傾向が見られるようになった。レベルが上がっているらしい。この驚くべき氣功で培う氣のエネルギーを教える支部や氣功学校の分校を日本全国に設立することが私の大きな夢である。