❷北海道講習会濡れた手

二十一日日曜日第二部の講習会も盛会のうちに終了した。一人外国人が参加していて、合気道を修練していると言うので、会ったその時に手首を掴んでもらい、そのまま勁で投げ飛ばし、すぐに空勁でコントロールする。あたり前だが、氣にはとても敏感であった。二人どうしても氣を感じ無い二名の参加者がいた。手を触るとベタベタして汗をかいている。このベタベタは東洋医学で言うところの「湿」であることを説明して肉、脂、砂糖、酒が原因で身体に湿が溜まると手に汗をかく、氣を感じなければ氣の交流は出来ないことを伝えて瞑想に入る。氣の交流成功率が高いレベルにならなかったのはもちろんのことである。