浄化クレンジング

私は師母の道場で道場生の中にマッサージを仕事とする女子道場生がいて、客から邪気を受けて体調が悪くなると、道場に来て師母に邪気を抜いてもらうクレンジングをしょっちゅう、すがるように頼む者がいたのを良く見たものである。邪気を取り除く努力をせずに安易に師母に頼み込む。師母は邪気を抜いた後に、良くゲップをして苦しんでいた。医療従事者が患者から邪気を受けて苦しむことは通常良くあることである。医療関係者でなくとも、仕事で人と話しをするだけのことや美容の仕事で、髪の毛に触れるだけでも、邪気を受けて苦しむ者がいる。尤氏長寿養生功では、浄化クレンジングを毎回するので、邪気を取り除くことには特別な効果がある。逆にマッサージなどをする側の治療師が邪気を持っている場合もある。施術をした患者の氣が汚なく、治療師が次の患者にその邪気を移す時があるのだ。マッサージをする者も受ける者もお互いに邪気を受けぬように気をつけねばならない。尤氏長寿養生功の訓練は邪気を取り除くひとつの方法として長年訓練していると心身が浄化クレンジングされて、浄化された内面の状態が表に出て来て、皮膚と顔がツヤツヤになって綺麗になることがすぐ分かる。しかも年齢に関係無く、高齢者でもそうなる。

世界戦略(前半戦)

タヒチ移住前にタヒチを拠点とした世界戦略を今、考えているので、そのユニークな戦略を紹介しようと思う。ご存知のようにタヒチはハワイの南に位置する赤道近くの島国である。近辺にある国と言えば、ニュージーランド、オーストラリアがある。そしてタヒチの一部で、オーストラリアの近くにニューカレドニア島がある。ヨーロッパや東南アジアの制覇を考える前にはタヒチの全島制覇を達成することを先決として、地元の地勢を固めることが重要になるだろう。日本で有名な、天国に一番近い島、ニューカレドニア島にまずは支部を設立して、ニュージーランド、オーストラリアが次に来る国であろう。南洋の赤道近くの国々に支部を拡げて次にハワイでアメリカ進出を伺う。同時にタヒチニューカレドニアにはフランス本国からフランス人が多数移住しているので、フランスで講習会が開催されるのは時間の問題だろう。移住して数年すれば、以上の作戦は成功するはずだ。私のフランス語は今のところ、小学生のレベル以下であるが、教育大臣の計らいで、小学校に入学することになっているので、すぐに日常会話ができるようになる。また、ポリネシア語は日常使う言葉であるから、二、三年すれば、これも日常会話は問題なくなっているはずだ。語学にはとても興味があり、語学の勉強をすることが好きな私は早く覚えると思う。最近では、タヒチでは英語を使うタヒチアンが増えている。コミュニケーションの問題はないだろう。尤氏長寿養生功は確実に南半球の国々に広まっていくだろう。後半戦の構想は前半戦が成功した後にこのブログに記載される。覚えておいていただきたい。

自重運動

尤氏長寿養生功に於いては、運動する時にはバーベルなどの器具は一切使わない。自分の体重を支える下半身を鍛える運動がほとんどである。例えば、屈伸運動はしたことがあるだろうが、尤氏長寿養生功では、屈伸を出来るだけユックリとするのである。慣れて来て筋力がついて来ると今度は自分を筋肉にどうしたら最大の負荷をかけられるか良く観察して少しずつ負荷を増やしていくと、いつの間にか脚の筋肉が太く、強くなって来ると日常の動作がたやすくなって、自分に自信がついて来る。西洋式の筋力トレーニングではバーベルを使ったものが多い。チョットトレーニングを休むと, 筋肉が小さくなって筋力が落ちてしまう。筋肉の限界以上のウエイトを使う時などにケガをすることも多いのである。自重運動のユックリした動きのトレーニングではケガをすることが少ない。サンフランシスコの道場で、ケガをする者はいなかった。私の場合は師母の私に対する期待が余りに大きく、私の膝は何時も悲鳴を上げて、ケガはしょっちゅうであったけれども、、、。ケガの功名で急速にワザを身につけて行った。そのおかげで下半身の筋肉は太く大きくなって、上虚下実の身体となっていた。あたかも、自分が鉄人になったような感覚であった。現在、太田氣功道場では指導員と道場生が私と同じ道を歩んでいる。

神秘体験

尤氏長寿養生功を習い始めてしばらく経つと、立禅をしている時に、不思議な現象が起きて来た。瞑想中に身体がドンドン大きくなって、道場いっぱいの大きさになって、天井に頭が壁に肩がくっついて窮屈なほどの大きさになってしまった。またある時はちびた鉛筆のサイズになって立っている。怖くなって、目を開けて見るとなんのことはない。ただ立っているだけであった。私の先輩にこのことを聞いてみると、いやそれで良いんだ、それは瞑想が深まって、感覚が氣に反応してエネルギーが大きくなって身体のサイズを大きく感じているからそのまま立って、目を開けてはいけないと言うのである。またある時は、エレベーターに乗って宇宙へと上がる、逆に地球の中心に向かって、沈み込む。ある道場生はたくさんの鮮やかな色を見ると言う。私は色を見たことはない。いつも身体のサイズとか、宇宙へと舞い上がるか地球の中心に向かうものすごく早いエレベーターに乗っているのであった。ある者にそのことを言うと、自慢して、こうなった、ああなったと師母に逐一報告して褒められたがっていたのであるが、そんな者に限って、上達は遅くてジャンプも下手であった。いわゆる、口氣功というものである。武術武道をしている者にはたくさんいる。今まで何人も見て来た。この神秘体験を経験するとそれから先は何回も体験する。この時の脳の状態は変性意識状態と言って、スポーツ選手が経験する「ゾーン」ということであろうか?こんな状態の時には自分の能力が限界にまで到達して、最高で最強のチカラを発揮できるということになる。尤氏長寿養生功を訓練する者にとって、この神秘体験は重要なことである。しかし、この体験をしたから、もう一度同じ体験をしようとしても、同じことは起きない。起きたことは過去のことで、執着すると同じ体験はしないのである。放って置くと、同じことではないが、別な現象が起きてまた私を驚かせたものである。瞑想が深まって、身体の体調はすこぶる調子が良い。そのままジッと立ち続けたい、何時間でもそのままにして放って置いて欲しくなってくる。不思議な体験であった。

スポーツ団体のトップ

マチュアボクシングの団体のトップの専横的な運営が明るみに出たり、大学のスポーツの監督の卑怯な行動が明るみに出たりして、団体のトップの卑怯で、ヤクザのような組織運営が問題になって、結局は団体のトップがヤクザであった。こんなトップが文部省と繋がりがあったことに驚きを禁じ得ないが、団体の大小に関わらずに最近のスポーツ団体のトップは頭の狂った者が牛耳っているように思える。私が良く知っているちっぽけな武術団体のトップも同じように権益が欲しくて、トップに立って、その権益を失った途端、ヤクザまがいにケツをまくって、私を脅しにかかった。ヤクザならば仁義を守るが、ヤクザになり切れない自称武術家は仁義もないから余計にタチが悪い。自分を武術の大師範と装い、どこからか上手い言葉を見つけ出して自分を飾るので、騙されやすい者は信じてしまう。側近の日本拳法の落ちこぼれも何故に集まっているのか良くわからないが、一体氣の何を理解しているのやら、、。カネが絡まり、少しでも自分の権益になると思えば、こんなどうしようもない者が集まってくる。カネをチョロまかす者が哲学的な言葉を並べるのを見ると、腹が立ってくるのは私だけであろうか?

修行の順序

尤氏長寿養生功は毒にもクスリにもなる正真正銘のホンモノの武術氣功である。その修行の順序を間違えると大変怖ろしいことが起きる。以前、私は大阪で氣功教室を開いていたが、私の師匠である師母がご病気になって、アメリカに戻って来い、との連絡を受けて、アメリカに一時期戻ったのである。当時、生徒の大多数は呼吸法から入門した生徒で、相手を氣で飛ばすことに執着心のある者がほとんどで、私がアメリカに戻って、また二、三年してから日本に来てみると、何人かの呼吸法の生徒は死んでいたのである。死因はガンであった。私がいなくなって、飛ばすことのみに専念した結果、自分の氣を使い過ぎて、免疫力が下がったことが原因であると思われた。私がアメリカに行ったことで、練習も出来ずに人を飛ばした後に練習で氣の浄化も出来ないので、飛ばされた者の邪気が身体に溜まり、その邪気が免疫を侵したのであろう。相手を飛ばすだけの準備のなされる前に飛ばし始めるとそんなことが起きてしまう。医療従事者にガンで死ぬ者が多いことも同じ原理であると思われる。私が一時期教えた者がそのレベルに到達してもいない内に飛ばすことのみに執着して、テレビに出るから、飛ばすことだけ教えてくれ、と言うので、私が開発した本当に初歩だけの勁空勁のかけ方を教えてやったら、急に大先生になってしまい、尤氏長寿養生功の全ての秘技、極意を会得したような自己宣伝をし始めて、ご存知のように新、氣の武術尤氏意拳明光武道の宗家創始総師範と名乗り出したものである。修行の順序を間違えて、人を勁空勁でコントロール出来るレベルに無い者が勝手に人を飛ばすとどうなることか、本人はつゆ知らぬことであるが、時間が経つにつれて、自分の免疫は相手の邪気に侵されて、免疫力が落ちて何かしらの病気になることを知らない。私の師母が良く注意しろよ!と言っていたのではあるが、私の同輩先輩も師母の言いつけを守らずにすでに鬼籍に入った者がいる。飛ばすことが、出来る、出来る,と悦に入っていた者が取り返しのつかない身体になるのはいつになるか、そんなに先ではないことだけは確かなことである。修行の順序を守らぬ者はこうなってしまうことを知っておいて損はない。

自分自身になる

人生を生きる上で、もうひとつ重要なことは自分自身というものに気づいて、自分自身の人生を生きることであろう。へんなことを言い出す奴だな、と思うかもしれないが、私が自分の周りを見渡して良く気をつけて見て見れば、自分の人生を生きていない者が結構な数が多くいることに気がつくのである。我々の周りの意見に流されて、自分の人生を生きてはいない。結局、他人の人生を送っている。良い例が世の中の風潮や本を読んで感化を受けて生きる人生も実は自分自身の人生を生きていない。私が尤氏長寿養生功を教えた人間で、新しく武術の一派を立てて、悦に入ってる者が、実は主体的に行動しているようで、その実自分自身の人生は生きていない。経歴をでっち上げて本当の勁空勁を知らずに氣の武術を教えて、知らぬことはごまかして教えることになって、本当の自分自身を作り上げることは出来なかった。幸せにはならないだろう。果物が一番美味しくなるのは熟した時である。人間の為すワザも熟す前には人の前には立てるものではない。失笑を買うだけである。そして本当に人前で武術を教えることが心から好きであったかどうか、胸に手を当てて自分自身に問わねばならない。そんなにカネに執着心があるのならば、私ではなく、何処か億万長者に弟子入りして、カネを儲けるコツでも習った方が良かったのではないか?無理して超一流のドクター尤老師のマネやフリをしなくて良い。とてもじゃないが、ずいぶんと無理があるように見える。ウソをつかずに虚偽の話もない本当の自分自身になって自分の人生を生きる方が、無理のある人生よりベターなことはどんなバカでも分かるだろう。自分を早く取り戻して、自分自身の人生を歩めるように努力するべきである。成長の過程で、幼少期の心のキズを引きずって、自分自身になれなかった者は、心がいつまで経っても子供であるから、感情的で、大人になり切れない。自分自身になるには、努力がいる。難しいことである。私は本当の自分自身を探して、ついに出会ったのであって、一朝一夕に出来たことではない。しかし、出会った自分自身の人生を生きているので、今の自分は毎日が楽しくて嬉しくて、幸せになった。自分自身は裏表が無く、何処で切っても、自分自身であるから、自分自身を社会にさらけ出すので、安心で満足で、例え、何処かで何かが出てくることがあっても、恥ずかしく思うこともない。いつでも楽しく、嬉しく、幸せな毎日である。そんな人生を送りたければ、一日も早く、自分自身を見つけて自分自身の人生を生きることしかない。尤氏長寿養生功は私が、自分自身を取り戻して雄々しく自分自身の人生を切り開くことを教えてくれた。自分自身の実力と自信に私は誇りを持っている。