神はオヤジのハゲ頭である

今週のお題「部活動」私の大好きで敬愛する大本教出口王仁三郎聖師は神をどう言う風に言うかと言えば、オヤジのハゲ頭のようなものであると説明する。そのココロは、言う(結う)に言われず、説く(髪をとく)に説かれずとダジャレで神を説明している。笑わせながら、宗教を説いている。この出口王仁三郎聖師は百五十年前の方ではあるが、当時、日本全国を回って、歌碑をあちこちに北は北海道から皆は沖縄、台湾、大陸は朝鮮中国を経由してチベットを横断した。エルサレムを目指してチベットでも奇跡を起こして日本の精神の面目を施したのである。そのほか、合気道植芝盛平の精神的支柱になったり、日本の文化芸術の分野に多大の影響を与えた。日本の宗教と大東亜戦争時の軍人や皇族にも少なからず影響を与えたのである。私は出口王仁三郎聖師の短歌が好きである。私の精神を揺さぶる言葉があるからである。私が大本教の信者になったのは、この理由がある。しかし、私の道場生に大本教に入信させるつもりは毛頭無い。氣を修練する者として学ぶことが多すぎるほどにこの大本教にはある。万教は同根であると言う。万教同根と言えば、私には忘れられないことがアメリカであった。私の患者にユダヤ教の患者がたまたま、幹部の方で、いろいろ話しているうちに驚愕的な事実を聞いてしまった。ユダヤ民族の先祖を探して世界各国の人種の遺伝子を調べた結果、イランのある少数民族の遺伝子とぴったり一致したと言うのだ。肌の色だけでなく、宗教もユダヤ教イスラム教は同根であったのだ。この事実を知る者は少ない。私の患者はさまざまな縁を運んで私の師匠であった。いつの日か、本にまとめたいと思っている。