氣感と講習会

武術やスポーツに関わる者たちが、あるレベルに達すると感覚が以前より一段とアップしてゾーンに入る時が訪れる。氣を感じるようになるのはこの時である。尤氏長寿養生功では初心者に教える大事な基礎訓練はこの感覚、氣を感じてもらう方法がある。両手を合わせて思い切り

こするのである。この後、両手を三十センチほど広げて、両手に何か感じるものがあるか感じて見るのである。誰もが持ってる氣なので、理論的には誰でも感じるはずである。ところが、氣功の治療師である者や長年の武術経験者にこの氣感がない者がいる。いつも不思議に思うのだが、理由としては、氣を感じるまでに修行と集中力や瞑想が足りないとしか思えない。この氣感覚があれば氣をコネクト出来るので、コントロールしたり、投げ飛ばすことができるのである。氣感覚のないものが講習会を受けるとお金と時間の無駄になるかもしれない。であるから、次回より講習会の前にこの氣感を訓練してもらってから講習会を受けてもらおうと思っている。この氣感覚がある参加者との氣の交流はいつもうまくいって、かなりのハイレベルのワザを体験してもらえるのである。参加者との成功率が百パーセントになる。