自立

長い人生、と言う者もいたり、短い人生と言う者もいるが、人生の節目には、動物でも、巣立ちの時節があって、それは人間も同じである。巣立ちの時節に一本立ちも出来ずに五歳の子どものように親に甘えて家族に甘え、他人にも甘えるオトコがこの世に実際、存在する。大人になって、他人のカネを当てにして、自分は自分のチカラで働くことを嫌い、実力も無い武術のワザをウソと虚偽でその穴を埋めて武術家を気取る。日本武術史上前代未聞の不祥事を起こして、その不祥事を解決しようとする努力どころか、謝罪と反省も無い。こんな自分を、自分で自分を男である、と言うオトコが主宰する武術では生徒に何を教えるのであろうか?教える資格も無い者が一体、間違えて入門して来る少年少女に、純粋に尤氏長寿養生功と信じて入門して来る日本の社会人に何を教えることが出来ると言うのか?自立出来ないオトコが、資格と実力の無いオトコが、教えることは何であろう?集まる生徒たちが哀れである。武術家の師範と言う肩書きに執着心があるから、その吹けば飛ぶよな武術団体を解散することも出来ない。