氣、血、水

東洋医学では、氣血水の流れが滞ることが体調が悪くなったり、病氣になる原因と考える。中国の古代の医学書である難経という鍼灸の古典書には、氣は血を引っ張り血は氣に栄養を与える、と書いてある。水が身体に大切であることは誰でも知っていることだろう。水の流れが滞ると痰の切れが悪くなり、絡まって喘息などの肺の病気を引き起こす。氣血が詰まれば、生理痛など痛みの伴うものになる。川の流れが良いうちには水が腐らないが、流れが滞ると水が腐ってしまう。身体の中の氣血も同じことで、氣血が流れているうちは問題は起こらない。氣血の流れを良くすることが健康長寿になる秘訣なのだ。太極拳士が朝早くから太極拳の型を訓練する意味はこのことを知っているからである。我々尤氏長寿養生功の訓練も型やジャンプを五分くらいしただけで汗が吹き出してくる。氣血の巡りを良くしているのである。健康と長寿を日本全国と世界各国に届ける計画を立てている。