好奇心とノーベル賞

日本人がまた  ノーベル賞を取った。京都大学は基礎研究を重んじるようである。今回のノーベル賞は画期的なガン治療の免疫療法薬のオプジーボと言う新薬開発の研究であった。免疫療法は東洋医学では、漢方や氣功を使って、免疫が高まることは医学的に実績を上げているので、医学的に解明されるのは時間の問題であろう。長いあいだの研究が認められると人類に貢献する研究はノーベル賞などの大きい世界に有名な賞で賞賛される。ノーベル賞を取った日本人の学者は長い研究を支える精神的支柱は好奇心であると言った。氣功の研究、 氣の研究は同じように好奇心である。私は三十五年、師母は九十年、同じ好奇心を持って勁と空勁の研究訓練を続けたのであった。初めからノーベル賞を取る為に野心たっぷりに研究する者はいないだろう。どうやったら人に触らずに投げることができるのだろうと言う好奇心が訓練を続けた理由であって、投げられるワザを習ったら、研究、訓練を辞めたのでは、それでは研究者とか武術家とか言える訳もなく、どんな賞も取れるはずも無ければ、武術家と呼ばれることすらも無い。カネやモノに好奇心が変更することなどあるはずもなく、テレビで己れの名前を宣伝したいとの欲望も無いはずである。