One for All,All for One

 ラグビーのワールドカップが開催されて、日本がロシアに勝ったのであるが、One for All, All for One の意味は一人はみんなの為に、みんなは一人の為にと言う意味ではないと言う。最後のOne は一人と言う意味ではなく勝利とかゴールと言う意味であるのだと言うのである。ゴールを目指して一人一人が全力を尽くす。これを聞くと私の胸が熱くなって、太田氣功道場に集まる道場生と私に重ね合わせてしまう。今まで出て行った者が多いのであるが、入って来る者も実に多く、氣功の魅力に惹かれて私と師弟関係を結び、十年の月日を費やして来た道場生もいる。私の夢を彼らは共有して、一人一人は他の全ての道場生に氣を配って面倒を見てくれるばかりではなく、私の夢であるドクター尤老師と師母の功績を世界に知らしめることを共通のみんなのものとして共有してもらっている。私は幹部道場生に迷惑ばかりかけているのでこんなことを書けば後で恥をかくことになるであろうが、最近、強力な人財が集まり始めているのでこのことを書いて道場生の結束を強めたいと言う想いを理解してもらいたい。そして今、そうなりつつある。裏切ってワザと瞑想の方法を盗み、自分の道場を開いて悦に入っている者とは反対に、道場に献身的なサポートをしてもらい、道場の規模が少しづつでも大きくなって来ている事実に私は大変に嬉しく、楽しい、幸せな毎日を過ごさせてもらっている。十年の時を無駄にしてしまい、私のお金も私的な使途不明金となってしまった。この遅れを取り戻して私の師匠夫妻の名を日本と世界に轟かせたい。この武術氣功の素晴らしさを全ての人に理解してもらいたいとの想いで毎日を過ごしているのである。その意味でOne for All, All for One がある。裏切って出て行った者は、 One for Me, All for Me と言う想いであったろう。利己的な者たちで、Me、Me、Me の自分の利益と自分の名声の為の道場開設の行為であったのだ。自分の能力、分をわきまえない者の末路は寂しいものになるだろう。誰もついてこない、ワザと瞑想がホンモノではなく、マネをしたものだからである。基礎がしっかりしてないから、今以上のレベルにはならない。いつまでもハナクソのワザに、ハナクソの瞑想しか教えられない。大義名分もない。大義名分の無い行為を社会にアピールすることは出来ない。ただの金もうけと売名行為では人が集まることはないだろう。私利私欲の為に教えている者には、ホンモノではない者には、私の幹部道場生のような人財は集まらない。同じエネルギーを持つ者同士が集まってくる。英語のことわざにBirds of a feather flock together と言うのは知っているだろう。類は友を呼ぶ、嘘つきが嘘つきを呼び寄せ、裏切り者は裏切り者を引きつける。金もうけだけを考えている者がたくさん集まって、自分は美しいと思い、自分のことしか考えられない者がひしめく合うだろう。憐れな醜い末路となる。我々太田氣功道場には本年十二月に尤氏長寿養生功の本 の出版予定がある。アメリカで出版された英文版もフランス語にもうすぐ翻訳されることになっている。タヒチに居る私のバイリンガルの道場生にすでに頼んである。その英文版は私が日本語に翻訳することになっている。我々は着々とOne for All, All for One を実行してそれを実現する。そして、この氣功武術の本は世界の氣功の永久保存版になる。