其の三人生の勝利者

元プロボクサーの在日コリアン介護士は歌も読む。自分の心の底にある自分の気持ちを二十一文字にしたためる。

ボクサーでありながら、教養人でもある。彼の持つ質に私は頭が下がる。幼少期、少年時代にどれだけの差別を受けて、何回チビの在日コリアンと言われて殴られたことか?日本人に対して、怨んだこともあったろうに、そんな恨み節は微塵もない。そんなことを経験してなお、最強のボクサー、パッキャオに挑み、負けてなお、日本社会に貢献するとして猛勉強の末に介護士の資格を取る。パッキャオを殴った手は認知症高齢者の肩を揉む。老人ホームの人気者だ。

彼の人間性と日本の社会に貢献する態度と心、老齢者に対する優しさ、この彼の持つ良心と人間性は、優しさは、彼の

強さとして表に現れて今真の勝利者、チャンピオンになった。こんな立派な在日コリアンを今まで、見たことはない。

もちろん、他にも紹介されていない立派な在日コリアンもたくさんいるであろう。しかし、残念ながら、私の今までの経験では、差別と偏見に傷つき、心の歪んだ在日コリアンの数の方がこの立派な在日コリアンのような人の数より多かったのは、正直事実である。もちろん、私が同じ立場にない立ち位置で私の私見を言っているに過ぎないが、私はこの元プロボクサー在日コリアンの方があまりに立派な人であることに感心して感動しているのだ。差別と偏見に立ち向かい、戦い、身体を鍛え上げて最強のボクサーに

挑戦する。尋常の努力勤勉では成し得ない。しかし、この無理と思われる、成功しないと言われても挑戦したその体験は

彼の人間性をもう一段階上のレベルに

押し上げた。私のいつも言うもう一人の在日コリアン、神田真澄こと姜吉隆は、掠め取ったカネの返済を拒否してあちこち逃げ回っている。嘘をつき、新しい

神の武術団体を立ち上げている。それらの卑劣で傲慢な行為は一段階、人間性のレベルを一段階押し下げた。方や自分の嘘偽りなき人生を生きている。方や偽名を使い、嘘と虚偽の人生を歩んでいる。

一人の人間にはエールを送り、一人の人間には唾棄をする。私のエネルギーは強いので、私が良念を送ると、良いことが起きて、悪念を送ると悪いことが起きる。

良因良果、悪因悪果。である。