悠久

西洋の歴史にも悠久で、学ぶものも多いのであるが、東洋にはさらに悠久の時が流れてインド、中国、朝鮮、日本の歴史と文化にはそれぞれ独特な悠久の時の蓄積がある。インドにはカラリパイトと言う武術があり、中国武術にも多種多彩なものがある。もちろん日本にも剣道柔術があった。空手もある。尤氏長寿養生功はインドの原始仏教チベット密教の瞑想を取り入れ、中国の意拳とドイツ医学、の悠久の歴史武術文化の全ての融合が成されて、人類に貢献する健康長寿法となった。現代において A I  が人間の仕事を奪うような状態になって人間がロボットに取って代わる時代に来ているが、ロボット自体が人間になれる訳がない。人間は昔も今も人間でしかない。悠久の時を経て得られた経験が文化を産み、人間の意識や生活の質は向上した。これほど便利になった人間の生活を出来るだけ長く健やかに生きて、その 便利な文化的生活をフルに享受したいと思うのは当然なことである。日本では百年時代が到来した。百年の一人の人間の知識智慧の蓄積にはものすごいものがあるだろう。悠久の時が流れた後の人間の智慧を世界中から集積したら、更に秀れた文化が産まれるだろう。ここに尤氏長寿養生功の使命があると私は考える。虫でさえ、それぞれ与えられた使命を果たそうと一生懸命に生きている。まして、人間には果たさねばならない使命を持って生まれてくる。使命を見つけて果たさねばならない役目がある。ただ食って生きるだけの人生はつまらない。天と神から与えられた生命を生まれた時の身体からもっと上のレベル、状態にしてお返ししなければならない。自分の身体は天、神からの借り物で、いづれ返さねばならない。返す日まで借り物の身体の手入れをせねばならない。氣はその使命を助ける手段とエネルギーとなる。