生きるチカラ

どんなに踏んずけられても、どんなに屈辱的な言葉を浴びせられても、我々は生きていかねばならない。そんな時に必要なものは自分の内にある少しばかりの自信と大きな生きようとする生きるチカラである。私がアメリカで単身生きている時にインフルエンザにかかってしまい四十度の熱にダウンして布団を被って寝ていたことがあり、後で、良くなって、誰かに言ったところ、死ぬところだった。そんな時はアイスを入れた水風呂に入ることだ!と言われた。当時、一人で知る人も無く、こんなところで死んでたまるか!と私の自然治癒力に頼るしか方法は無かったのだ。こんなように死んでもおかしくない状況、事態は何回か訪れたのであった。負けん気と私の持つ運命と言うか宿命と言うか、私が生まれて来た限り、成し遂げねばならないものがあるはずで、成し遂げねばならない内には死ぬことは出来ないといつも思ったものだった。生きるチカラは誰でも持っているはずで、私は日本でもゼロからの出発で、アメリカでも同じことで、日本に戻って一時道場を開いた時もゼロで、今回のタヒチ移住もゼロからの出発である。三度の人生を歩む。回数が増える度にただのゼロでは無くなった。タヒチの出発はとても贅沢で楽なスタートになっている。その理由は私が東洋医学を学び、尤氏長寿養生功を修めて、教える立場になっているからだ。生きるチカラが増した。三度目の正直となってもらいたい。尤氏長寿養生功を習ったことで私の人生は好転した。今、ユーチューブを見た世界の人から連絡があり、私と話しをしたがっている。ここからまた新たな展開が開けようとしている。生きるチカラは日本だけには止まらない。生きるチカラは氣のチカラを借りて世界を駆け巡る。