人生は三度ある

私は日本で生まれ育ち、アメリカに四十三年在住して英語と尤氏長寿養生功を学び、今また南太平洋のタヒチの小島に移住して尤氏長寿養生功を世界に拡める為にタヒチにその世界戦略の拠点を置く。日本、アメリカ、タヒチ、と文化と言語の違う国に住み、三度目の人生を歩もうとしている。人によっては一度で終わる人生もある。尤氏長寿養生功を学んでいなかったら、三度目の人生は無かっただろう。尤氏長寿養生功の基礎訓練を継続して勁空勁を習得する努力をすると健康になって生きる意欲が湧いてくる。私は来年七十になるが、私は毎日努力研鑽して百二十五歳まで生きて、師母の寿命を抜いて世界最長寿を目指したいと願っている。そして師母がしていたように百歳を超えて若い道場生を勁空勁で投げ飛ばしてみたい気持ちを持っている。私が尤氏長寿養生功を習い始めた時には私の七十の姿を思い浮かべることなど出来なかったけども、今、確かに七十になっている。七十になってタヒチに移住することなども思いもしなかった。人生は思いもしなかったことの連続である。生きる意欲の源は強靭で柔軟な肉体と精神である。私は尤氏長寿養生功を訓練し過ぎてあまりに過酷な訓練で膝を壊して歩行困難となり、その為に階段から落下して左手首を骨折してしまい、身体障害者となってしまったが、椅子に座って、道場生を勁空勁で投げ飛ばしているのである。肉体は障害を持っても、氣には障害を負わない。瞑想も出来るので、氣はますます強く重くなって行く。タヒチに去年は一人で行って帰って来た。老年になって海外に移住する意欲もこの氣功を学んでいたからなのである。人生は何度でも挑戦できるものなのだ。老年になって何かを成す為に準備をする必要がある。特に尤氏長寿養生功は氣を養成して健康になって、例え病氣やケガをしても軽いもので済み、回復も早くて済んでしまう。私の場合は三度の人生を歩もうとしていることにそれを可能にしてくれた大いなるチカラに感謝をしている。