海馬と認知症

脳には記憶を司る海馬と言う部分があることはすでに知っていることだろうと思う。脳の病氣、認知症になると、この海馬が小さくなっているのが医学的に分かっている。歳を重ねても、勉強し続けて常に記憶をさせて脳を鍛えると、脳神経の細胞は増えることが脳科学的に解明されている。もう一つの方法がある。運動をすることでも脳に刺激を与えることができる。海馬が刺激されて活性化すると、脳下垂体も活性化して、人生に対する意識、本能が旺盛になって来る。ものごとに対する意欲とヤル気が引き出される。海馬から記憶を意識して引き出して積極的に他人と話をしたり、挑戦的に外国語を勉強する、そして運動することによって脳に刺激を与えると、認知症にはならない。脳を萎縮させない方法が氣功である。意識的に老後にさまざまな勉強をして、運動を継続して行なう。認知症とは無縁の人生を送ることができる。