孤独

我々は社会人になってから、心の奥底では本当に幸せでは無く、孤独に感じている。心を閉じてる者が意外に多いのではないかと思う。孤独を感じながら、人間関係を続けて社会生活、結婚生活を送っている者もいるだろう。人間は一人で生まれて一人で死んで行く。尤氏長寿養生功で瞑想を続けて修行を深めると、最初は目を閉じて真っ暗な場所で静かにシーンとした環境の中で自分に向き合うことが寂しく、孤独に感じることがあるかもしれないが、訓練が進むと寂しさや孤独を感じる暇もなく、自分の氣のレベルをさらに高めようと努力する自分に気づく時が来る。そんな時は周りにいる指導員、道場生全てが自分の先生になって、彼らとの会話が面白く、参考になり、友人となり、瞑想の時に出会う自分の感情や神秘体験などが孤独などの感情を排除する。孤独や寂しさを感じる時間、暇さえ無くなってしまう。氣のエネルギーがいつも側に寄り添い、精神は鎮まり、顔に穏やかさが現れて、自分の運命が変化していて自分の願いが現実化しているのが察知できるようになる。人生が変わる。氣の流れに身を委ねると実に面白い興味深いプロセスを経て、自分がこうなって欲しいという結果が手に入る。驚くほどの成果や望みが現実化するのである。こんなことを言えば、何も努力すること無く、望みが叶うと思う者が出てくるかもしれない。しかし、これだけ努力しなければ、望みが手に入れられないのか?と思うほどの努力をした時には望みはすでに叶えられているのである。孤独を感じている者はさまざまな原因が考えられるであろう。自信の無さが大抵の理由であろう。毎日の瞑想の実行をしていると、良いことを自分の日課として、まるで、日記を書いているような自分の心の整理をしている気分で心身共に健康になり、自信となって、自分の人生に反映して来る。こうなると、瞑想は生き甲斐となり、氣のエネルギーは渦を巻いて強大なものとなって、人生に働きかけて、運や友人や仕事、ありとあらゆるものが良い影響を受けて大きな変化を体験するものである。孤独は悪いものでは無く、瞑想は無限の可能性を秘めた氣を作り蓄える、発電機と蓄電池のようなものであった。