志し

志しを持って自分の夢を追う。人間であれば、誰でもそんな経験はするだろう。しかし、志しが高いとは限らない。志しを保つだけでも大変な現実の世界に生きている我々であるが、高い志しを持って生きることにはさらにストレスはかかるだろう。志しなど何もない者が自分の団体を立ち上げたら、そこそこの生徒は集まるであろうが、それ以上の期待は出来ないだろう。自分の我欲の追求が目的では、自分の夢を皆の共通の夢となることは難しいものである。我欲追求のエネルギーは純粋なものではない。団体の全員が共通の夢を持つには純粋な高い志しを持たねばならない。我欲のカネと自己顕示欲の追求が志しでは夢を望むこと自体が無理である。