百寿

日本人で百歳まで生きている人は 七万人に達すると言われている。百年生きることは簡単ではない。私は百歳まで生きた人を尊敬している。生まれて、誰もが良い家庭環境に育った訳ではなかっただろう。そんな中で受験競争に生き残り、なるべく良い教育を受けて、良い仕事を見つけて結婚する。子供を育てて病氣に打ち勝ち、ケガも乗り越える。リタイアして百歳になるまで生きて来た。長いようで、短い。短くても、とても長く良いことばかりじゃない。実に百歳まで生きて来た人は百戦練磨の戦士である。人類で一番長く生きた人はフランス人の女性である。百二十年も生きた。タバコを吸い、ワインを毎日飲んでいたと言う。あまり健康には気をつけていなかったようだが、とにかく百年以上生きた。赤ワインのポルフェノールのおかげだと言う説もあるが、詳しいことは分かってない。健康に気をつけなくても百まで生きることが出来たならば、もっと気をつけたら、さらに長生きすることができるだろう。尤氏長寿養生功を生涯続けた師母は百を超えて生きた。高齢であっても、股関節の手術を受けて生還した。師母は酒は一滴も飲まない。もちろんタバコも吸わない。毎日運動して瞑想をした。百を超えて、若い道場生を空勁で投げている。このフランス人女性も師母も私のヒーローである。尊敬に値する。師母は意識して百歳まで生きることを目標にしていたことであろう。意識しても簡単にできることではない。私の不注意で死にかけた病氣をして手首の大骨折も生還して生き抜いた私の目標も百寿者になることである。人生のさまざまな試練を乗り越えて百歳まで生きることは、試練に打ち勝ち、経済的にも自立することでもある。いろんな分野を乗り越える、!食べ物と運動や仕事、そして楽観的になること、瞑想でリラックスする、私の提唱する食、体、想の実践で百寿になる確率が高くなる。二回の病氣と大ケガを乗り越えた私は尤氏長寿養生功の教授を通して、毎日の食、体、想を実践して目標の師母の百寿を目指して、環境のとても良いタヒチに来年移住する。