不妊症

不妊症の女性も、当然治療対象となった。大抵の不妊症は漢方薬を飲んでもらって一緒に鍼治療を施す。生理の周期を整えて、冷え症を治すと早い時には二、三ヶ月で、おめでたになる。もちろん漢方薬を使わないで鍼治療と氣功整体の両方でも不妊症は解決した。子宮の血流が悪く、骨盤内の温度低く、骨盤の歪みを整えて下腹の温度上がり、生理不順が治ると妊娠し易くなる。こうして何人もの不妊症の女性の赤ちゃんの顔を見た。ある時には、今度は女の子が欲しいと言うので、女の子が生まれる方法を指導して女の子の赤ちゃんを連れて来院した患者もいた。男女の産み分けは不可能とされているのであるが、実は可能である。またある時には、妊娠したい旨を言わずに生理を整えて体温を上げてくれ、とだけ言って治療を頼んで来た患者もいた。日本では、不妊治療の治療費がとても高く、保険も効かないということで、治療費の安い鍼治療を妊娠目的で来院して来た患者もいた。事情を知っても断らず、生理を整え、体温を上げることが出来た。その後、赤ちゃんが生まれたかどうかは目的を言わなかったから、私は知る由が無い。女性の患者は本当の既往症など言わない場合が多い。次回は更年期障害について語ろう。