基礎訓練の重要性

私の主催する講習会に何人かの尤氏意拳のニセ団体からそこの生徒が参加していたのであるが、非常に驚いた。この意拳には他の武術にはない独特な基礎訓練法があるが、この参加していた生徒達は基礎訓練が基本が全く出来ていない。以前、大塚の道場で指導を任されていた今では私の道場で指導員達が見て私以上に驚いていたのである。一つ一つの型の押さえておかなければいけないポイントを全く出来ていない。氣も出ていない、体力もビックリするほど無い。もうこれ以上私から習うものは何もないと思っておこがましくも独り別派を立ててもやって行けると思ったらしい。その立てた別派の尤氏意拳の生徒の弱々しい基礎訓練。中国にはドクター尤と師母から習った史老師という先生が教えていることが判明した。この史老師がこのニセ尤氏意拳を見たら何と言うことであろうか。一時期でも私が教えて例えニセでも別派を立てた者が教える基礎訓練がこんな屁のツッパリにもならない、クソの役にもたたないシロモノに私でも笑うのにこの史老師はどんな反応をするのであろうか?私の道場ではより一層厳しく激しくキツイ訓練を道場生に課している。史老師は時折日本に来るとおっしゃっていたので、そのうち私の道場に来ていただき、このニセ尤氏意拳の練習場所も教えて是非とも親交を深めようと思うし、このニセ団体にもお連れして技術の向上を図りたいと思っている。その時はこの尤氏意拳の生徒達達の基礎訓練も見ていただいたらどうだろうか?私には隠す事は何もない。史老師は私には兄弟子にあたる方である。大いに親交を深めていきたいと考えている。実に楽しみな事だ。嘘をつけばいつかばれる、実力もないのに一派を立てれば、いつか物笑いのタネになる。赤恥をかく。この記事を読むニセ尤氏意拳の生徒は相当の時間が経ち、物笑いのタネになることをどのように思うのであろう?カネと時間の無駄になってしまうことをどう思うだろうか?人生の中の少しの時間も無駄にすることを後になって後悔しても遅い。これだけ警鐘を鳴らしても考えを変えない理由を考えよ。間違っていると気づく時は、真の男は敢然と道を方向転換するのだ。そろそろ回りを見渡して気づく時が来た。一度で良いから講習会に来て見よ。見るだけなら講習会費はいらない。その違いを見て見よ。ホンモノを見たくはないか?一度見てから決断しても良い。私は私のみならず、家族同様の皆を利用して奪うようにカネを巻き上げた輩を許せない。このニセ団体が消滅するまで徹底的に糾弾する。人生は長いようで短い。時間を無駄にするなと言いたい。