Never say never
何も私の息子を自慢したくてこのブログを書いているのではない。私の息子はアメリカで生まれて、医師になった。あの母親に生まれた時から、カネを稼げる男になるように、自分の老後に経済的な心配ないように息子を一生懸命に母親は洗脳していた。中学生か高校生になった時に私の友人の奥さんが学校の先生で、私の息子について聞いて来た。私が息子の学校の成績は悪くないので医者を目指していると言ったら、 Oh No! 医者になるのは
アメリカではとても難しい。学校の成績はオール A でボランティアもしないといけない。お前の息子では無理だ、と。
絶対に医者にはなれないと言うのである。ある日いつもは連絡などよこさない
息子が話しがあると言う。家にやって来て、母親がもう嫌いだと言う。あまりに
医者になってカネを稼いで母親をサポートするのがお前の義務だと毎日言われるのがプレッシャーになっていたようである。私はアメリカではお前の社会的地位とどれだけ年収があるかということで
お前を評価する。俺はお前が何をするか
どんな職業につくかではお前を判断しない。お前が幸せだったら、何をしても良い。お前を信じている。ただ今迄やって
来たことを無駄にするなとだけ言って
別れたのである。今ではロサンゼルスの近くの街に三軒の Medical Office を
持って年収を百五十万ドルも稼いで、
母親の財布代わりになっている。
白人は有色人種が自分達の水準以上になって来ると焦って、蹴落そうとする。
自分の子供たちが達成出来ないことを
私の息子が達成してしまうことには
我慢ならない。例え友人であってもだ。
であるから、絶対に出来ない、などとは
決して言ってはいけない。後で恥をかく。
Never say never である。