情と仇

神田真澄こと姜吉隆に出会った時は、姜吉隆は二十歳を過ぎても浪人生で、家族とも知り合っていたことに加えて、私の学生時代に経済的事情により 良い大学に受かっても中退せざるを得なかったので、兄共ども何とか支えてやろうと思い、私の 金と時間を使って、日本人としての情を以って、全力で二人を支えたのであった。今思えば、私の持っていた金とテレビに私が出ていたことに興味があったかもしれない。いづれにしても、私の情を仇で返す結果になったことは間違いの無い事実である。日本人としての情を在日朝鮮人の仇で返す。私は何も在日朝鮮人を一般化して全体を非難しているのではない。母親も姉も立派な人格を持っていた方であったので、まさかこんな裏切りと乗っ取りと、ウソでカネをくすねる人間であるとは思わなかったのであった。日本の国籍を持たずに日本人に不利益をもたらす輩には、国外に退去してもらいたい。パスポートを発行した国に帰ってもらいたい。これ以上日本人に迷惑行為をかけることなど許されない。日本人をナメるんじゃない。