正想

正食、正体の後にこれを書くべきであったが、正食正体正想の最後の三番目の詳細を説明したい。チベット密教の瞑想を主体とする、我々の修行によって、人の過去にあった悪い体験やトラウマで傷ついた脳を修復して、過去を思い出して人生を誤った方向へ歩んでいるのを見直して新しい人生を送ることは可能である。歪食歪体歪想を正食正体正想に変えることが出来れば、人生が好転して、健康で幸せな人生を生きることができる。この考え方は私が尤氏長寿養生功を修行して日本に帰国して堺に道場を開いた時に閃きがあって考えついたものである。この三位一体の中でも正想は特に重要な部分で見えない部分が人の目に見える部分に多大な影響を与えて人生を変えることになる。瞑想を深めると、トラウマによって受けた脳の傷を修復することは最新の脳科学によって証明されている。私自身、幼い頃に体験した出来事への怒りがあって成長した後にもその怒りを引きずっていたが、訓練の瞑想によって過去の忌まわしいトラウマを克服することが出来たのである。今では、楽しく嬉しい幸せな毎日を送っている。