人の笑いと喜び

医師の医師としてやって行ける原動力は人の痛みと病気が消失完治した時の患者の笑顔と喜ぶ姿を見る時の達成感と相手の笑いと喜びにつられてこちらも笑いと喜びをもらえる連帯感を体験することであろう。氣功の尤氏長寿養生功を教える時も同じ笑いと喜びがもっと多く大きく体験する。最近の道場での練習は勁空勁がもっとハイレベルになり、道場生、特に練習量の多い指導員はまるで赤ちゃんがキャッキャキャッキャ、と言って笑顔になるように声を裏返して笑いながらジャンプ震脚をしているのである。私と個人教授をしている指導員の一人は勁空勁を打つといつでも笑うようになった。練習の最後には私もその笑いの輪に加わって、みんなと一緒に大笑いをすることになった。人が笑って喜ぶと脳内にオキシトシンドーパミンセロトニンなどの幸せホルモンが放出して幸せになる。脳科学では氣を相手に向けると相手の脳とこちらの脳が同調して同じ脳内の分野が活性化することが分かっている。勁空勁を私が指導員に向かって打つと相手の脳内に活性化する部分が出来て、同時に自分の脳内でも同じ部分が活性化する理屈で両方が喜びで、幸せいっぱいになる。意拳を源流とする尤氏長寿養生功を訓練すると健康で長寿になる理由がこのことで理解出来るだろう。東洋医学の医師と尤氏長寿養生功の教授をして私の仕事としている私はこんなにも毎日笑いと喜びに包まれて生きるならば、長生きしない方がおかしいということになるだろう。来年タヒチへ行っても同じ笑いと喜びを求めて患者の治療と氣功の教授に全力を尽くす。生き甲斐と希望溢れる仕事であって、私の天職と言える。