緊張とパフォーマンス

オリンピックの選手のパフォーマンスが失敗する時には自分の緊張が影響している。緊張は人間の身体に強い影響を及ぼして、ストレスを与え、女性は生理に問題が出る場合もある。私もテレビで取り上げられてテレビ局の生番組に呼ばれて初対面の人間をその場で空勁をかけて投げろと言われて、いざしようとした時に最初のうちはとても緊張した。経験の無い事を最初にすると緊張する。初対面の者に空勁をかけることは今でも至難のワザである。何回もテレビに出ると慣れて来て、今ではあまり緊張しなくなった。空勁をかける時には頭の先から足の先までリラックスして身体中から氣が出るようにして置く必要がある。そこで初対面の者が意地悪く、失敗させようとして来る場合でも勁空勁をかける方法を見つけねば  、とさまざまな経験を積んで、シミュレーションを考えて、対策を考えた。まさに、備えあれば、憂い無し、である。だから、講習会での成功率も飛躍的に上がった。今では百パーセントになった。対決姿勢を煽るテレビ番組では今だ百パーセントとは行かないが、そのうちに百パーセントになるだろう。今でも八十パーセントくらいあるので、もうすぐである。オリンピックの代表選手も思考錯誤を経て経験を積んで、百パーセント成功率に近づけているのである。百パーセントに達した者で無ければ、見えないものがある。見えるようになって見る、感じることは実にその到達点に立たねば理解出来ないものがある。尤氏長寿養生功の瞑想を取り入れると、オリンピックの選手には強力な味方が現れたようなものである。そういうところまで尤氏長寿養生功が認識されるところまで、社会のすみずみにまで弘めて行きたい。しかし、最初に登用される国は日本ではないだろうと思っている。他の国々が採用して、初めて取り入れるようにするというのが、日本という国なのである。頭が固すぎる。