百年目のオリンピック

来年日本でオリンピックが開催されるが、明治の時代に日本が初めてオリンピックに参加して百年目になる。日本人の小さな体格はこの百年劣等感を持って、参加して来たのであるが、最近、金メダル候補に日本人の名が出るようになっている。食生活と練習環境の変化と改善によることと日本人の智慧と器用さでようやく外国の選手と肩を並べるほどに日本人の体格と技術技倆が欧米の選手と比べても負けなくなった。喜ばしいことではある。オリンピックの記録更新は筋肉の記録を破っていることと言えよう。尤氏長寿養生功の真髄を会得して、尤氏長寿養生功の訓練はオリンピック選手のそれに勝るとも劣らぬものであることが分かった。私はこのことをいづれタヒチの島で証明したいと思っている。私自身がオリンピックに出場する訳ではないが、島の少年少女を指導してオリンピックの選手に育て上げて証明したい。ウェイトトレーニングをしなくとも、立禅と座禅を中心とした訓練で筋肉と氣を育てれば、オリンピックで通用することを証明する。考えるだけでワクワクすることである。オリンピックの歴史は人間の筋肉の歴史と言っても過言ではない。今や筋肉の大きさばかりでなく、筋肉の質の高さが問われている。