生老病死

このことについては、毎回の講習会で講話として話をする。氣功の特徴を簡潔に説明できるので、毎回話をする理由である。人間は生死については自分でコントロールを出来ないもので、生まれてくることと死ぬことはそれこそ神の領域であって貴賎富貴を選べずに生まれて、いつどうやって死ぬかも選べない。老いることと病むことに関しては、人間の努力で老いを遅らせ、病いをある程度食い止めたり、病いを回復できる。氣功を日常生活に取り入れると、老病をコントロールできるようになる。つまり、健康で長生きすることができる。生老病死は仏教の哲学であり、四大苦とも言い、人間の一生をたった四文字で表したものである。誰もこの真理を免れることは出来ない。氣功はこの真理の一部をある程度自分のチカラで変えることができる。これが氣功のチカラであって、それを支えるものが万物の根源の氣であった。氣が身体の中を滞らず流れるようになっておれば、老病を遅らせて健康になる。これこそが氣功の特徴、真面目なのだ。運動、ジャンプ震脚と瞑想を行う尤氏長寿養生功の訓練は老病をコントロールできる。ガンの余命宣告を受けた患者が宣告された年数を超えて生きる理由がこれである。