欲張りなリハビリ

アメリカの医師にも、日本の医師にも私の膝と手首の大怪我は完治することは無く一生そのままでうまく付き合うしかないと言われていたのであるが、身体障害者となった私は、介護保険によるリハビリを辞めて、自主リハビリで自分でメニューを作り、毎日他の患者にはとても過酷なものと思われるリハビリをして快復しようと努力している。その甲斐あって、以前に比べて格段に改善して来ている。床に座り何処にも掴まらずに立ち上がることができるようになった。そして悪い左脚に体重をシッカリとかけてゆっくりと大きな歩幅で歩けるようになった。歩き方はギッコンバッタン、とびっこを大きく引いて変な歩き方だが、歩くスピードは以前に比べて格段に早くなっている。また、反跳ヒザが起こらなくなった。今日が月一回定例のリハビリのオフィスでの予約が入っている。毎月改善の度合いを見てもらい、翌月の課題を教えてもらって次回までにその課題を出来るようにする。前には出来なかった20センチの台からの立ち上がりも克服した。今月は床からの立ち上がりで先生を驚かして見せる。人に治してもらおうという態度は甘えであると私は思っているので、そんな甘えは私には無い。自分が自分のチカラで改善快復する。そのせいか、完治しないと言われた私の手首と脚の膝は、私の感覚では完治するのではないか?という予感がしている昨今である。タヒチに行っても執念で毎日のリハビリは行なうつもりであったし、龍神に行く前も後も自分の作ったメニューをこなして快復完治するのを待つ。きっと完治させて、杖無しで歩いてみせる。杖無しでは大きくびっこは引くだろうが、杖を棄てるのが待ちどうしい。