日本全国展開の予感

これを言うのは、時期尚早であるかもしれないが、最近の講習会に集う氣の有志の参加者との氣の交流時や氣に興味を持つ同志仲間の勁空勁を打たれた時の顔の表情を見ていると、私には予感が走る。それは、私が生命を賭けて習得した尤氏長寿養生功を日本全国に展開して氣功学校の分校と太田氣功道場の支部を全国津々浦々に設立することである。せっかく脚一本と引き換えにして習得した、世にも稀な氣功を私のチカラの限り日本と世界に拡めたい、と言う夢があるからである。1984年に大阪の堺で道場を開いて以来、私が創意工夫した神意拳を利用して自分の野望達成の為に道場乗っ取りを企んだ者が出たり、2015年に日本に帰国してから三年目に修行年数の足りない者が勝手に瞑想の大家と自称して道場を開いたりで、右往曲折があったのであるが、それにも関わらずに私の毎日は嬉しく楽しい幸せなものになっている。そして、今、一人づつではあるが、氣の仲間有志と縁あって、次々と出会いがあり、氣功学校の分校が増えつつある。それはあたかも、池に投げ込んだ小石が小さな波紋の波が大きくなってとても大きな波紋になるようなもので、エネルギーが水面を伝わって行く、氣が拡大することに似ている。私が最初の小石であって、たくさんの小石を私がばら撒き、それらの小石がまた波紋を作り拡大して行く。このような展開は日本だけに限らない。私が移住を諦めたタヒチには移住を諦めただけで、この氣功の展開を諦めた訳ではない。和歌山の山奥の寒く厳しい冬季にはタヒチを訪れて、尤氏長寿養生功の展開は出来るのだ。全国展開に手を貸してくれる新入会のメンバーは全国の鍼灸師と武道愛好家に病いに苦しむ人々である。水面に投げ入れる小石が増えれば増えるほど、波紋はもっと拡がる。これをエネルギーにして、世界にも大きな波紋を拡げるのである。