これだけのタイトルでは、何を言おうとするのかわからないだろう。今から書こうとすることは闘いに於ける考え方、戦術について説明しようと思う。戦う為には技、術、略の三つのやり方がある。一、技はテクニックでひとつひとつのワザを言い、例えば殴る、蹴る、捻る、と言う個人技である。この段階だけにこだわると勝ちは収められない。

二、術、英語で言うとStrategy, 戦術になるだろう。チョット頭を使わないといけない。これでは、まだ局地的な小さな闘いにしかならないのである。もうひとつ上の段階がある。

三,  戦略はもっと大きな大局的な戦いに用いるどのように兵を動かすか?と言う世界的な戦いと言えるだろう。これを略と言う。私の尤氏長寿養生功の名を拡めるに、日本で教え始めて、今、いよいよ世界的な拡大を日本戦略と世界戦略を同時に考えなくてはいけない時期となった。私の外国語、特に英語のチカラを以ってすれば、当然に帰結することなのであるが、さまざまな逆境に立たされながらもやっとここまで来れた。インターネットでタヒチ、ヨーロッパの国の人間と英語でコミュニケーションを取って連絡出来るので、早くこちらの想いを伝えられて、講習会を開いて次のステージに立つことができる。そんな時にこの略、戦略が必要となる。日本でしていたような教え方では、日本で出たニセモノのように、さらに輪をかけて恥の無いニセモノが出ないとは言えない。必ず出てくるのは間違いはない。そこで、出かける前に戦略を考えて同じ間違いをせぬように前に出たニセモノを反面教師として、どんな卑劣なことをしたか、シミレーションをして、備えなくてはならないのである。ある意味、彼らは世界に進出する前の用心を促す黄色の信号だったのである。その意味では彼らニセモノには感謝をしなければならない。今までの失敗を吟味して同じ間違いをせぬよう備えるべきである。幸いにして、技、ワザも術も尤氏長寿養生功は世界に通用する氣功武術であるから、三十年の訓練修行年月を誇る私にはニセモノにはない自信がある。ヨーロッパに伝わると大反響となるはずである。初対面者との勁空勁が百パーセント可能となった今、私の身体は未だに身体障害を負っている身ではあるが、逆にハンdィを背負いながら、触れずに相手をコントロール出来ることはヨーロッパの障害者に希望を持たせることになるだろう。社会福祉の進んだヨーロッパでは歓迎されると思われる。早ければ、来年にも講習会が要請される可能性が出て来ている。技術略を以って前進するのみである。