ストレス

現代人は大きなストレスを抱えて生きている。慢性のストレスは人体に病氣を引き起こすが、一過性のストレスは身体に良い影響を与えることが分かって来ている。慢性のストレスは身体からコルチゾールと言うホルモンが出させて心臓病や糖尿病を併発して人を死に至らしめる。一方、一過性のストレスは褐色脂肪を作り、血糖値を下げて糖尿病を改善して体重を減らすのだと言う。アメリカのベストドクターに選ばれたドクターたちは食養と運動に焦点を当てて研究している。血糖値の急激な上下が病氣を引き起こすと言っている。このことから日本の伝統の和食が近年脚光を浴びている。繊維質の多い発酵食品がタップリで最近になって西洋人も食べるようになった豆腐は以前から日本人が毎日常食していたものである。その他にも茶道に使われる抹茶は抗酸化作用があるので、日本に来る外国人が好んでお土産に買っていくらしい。抹茶が精神を安定させる。一言でまとめると日本人はストレスをかけない、ストレスがあっても対処する方法を持っていた。寒中水泳は褐色脂肪を増やして糖尿病対策となる。日本人はこれより先、百年時代を生き抜くパイオニアとして世界に冠たる国となるにはこのような知識と温故知新で日本の伝統文化、食文化をもう一度検証し直す必要があるだろう。