2019-01-01から1年間の記事一覧

難病ジストニア

ジストニアと言う難病があって、英語ではDystoniaと書くのであるが、国指定の難病とされている。原因不明の神経性の脳障害で、主に背中側に筋緊張が激しく歩く時に背中が反ってしまう病気である。国の難病指定を受けている。来年冬にタヒチで治療をする予定…

本来の鍼灸

ブログで何回も言ったように日本の鍼灸には氣が存在していない。東洋医学の基本基礎は氣であることを何回も言って来た。ただ鍼を打っただけでは、単に針を刺した行為にすぎない。東洋医学、鍼灸治療とは言えない。治るも鍼、治らぬも鍼、と言う占いやギャン…

一回限りの人生、今を生きる

一度死んで生き返り、同じ人生をもう一度やり直したいと思い、生き帰った人間はおらずに、そう願っている者がどれほどいるであろうか?もし、人生が一回限りのものであるならば、今、与えられたこの今の瞬間、瞬間を一心不乱に全力を尽くして生きることに尽…

東洋の哲学や考え方は深くて興味深い。インドでは、世界に先駆けて、ゼロの発見があり、仏教では、「無」と「空」がその中心的な哲学となっている。無と空は、何にも無いと言うことではない。無になることは有を生み出すチカラとなることは西洋人にとっては…

麻薬と瞑想

麻薬と瞑想にどんな関係があるんだと怪しむ者が出るかもしれないが、実は麻薬と脳には密接な関係がある。麻薬の中毒になる者は麻薬を使用して多幸感を得ることが目的であろう。酒を飲んで酔っ払うと酩酊して気持ち良くなり、辛いことなど一時的に忘れること…

アクセス件数十二万突破

ニセモノ尤氏長寿養生功の糾弾とホンモノの尤氏長寿養生功の紹介を始めて三年目が過ぎて、ブログアクセス件数は十二万を突破した。この数を多いというのか少ないというのか私には分からないが、始めた時にはゼロだから確実に読者が増えていることは間違いの…

脊髄小脳変形症

道場に通って来ている脊髄小脳変形症の患者を診る機会があり、今日太田式氣功整体を駆使して施術を行ったところ、上がりにくかった腕と脚が挙がって、歩くことが易しくなっている。これも国指定の難病なのであるが、動きの悪い脚と腕、肩は施術後にいっぺん…

船木誠勝氏

私は格闘家と云うジャンルの人間は好きではなかった。頭まで筋肉で、考えることは強さだけ頭にある人達だと思っていたからだ。しかし、ある時に、テレビ局のある番組でゲストとして呼ばれていた船木誠勝氏とお会いした時、私の考えは一変した。船木氏は穏や…

老いと目標

老いは、誰にも訪れる。避けることが出来ない。尤氏長寿養生功を訓練すると健康で長寿になるが、その上で、夢と目標を持って生きれば、老いることを遅らせることができる。師母は、七十年もこの氣功武術を訓練して百歳を超えて生きたのであるが、それだけで…

前へ

ラグビーにも相撲にも共通点がある。それは、何があっても、前に出ることである相撲では俵の円の中で、投げる、投げられる以外は俵の外に出されたら負けてしまうから、何があっても押せ!と言うのである。引かば、押せ、押されたら、押せ、と教えられる。尤…

体温について

以前、オーム教の団体がガンが治ると言って血液の温度を上げて、再び身体に戻してガン治療を謳い文句にして信者を集めたことは周知のことである。医療的なこの考え方は悪くない。東大医学部出身の信者が考えついた療法だろうが、ガンの患者の体温は一様に低…

氣功と体温

病体の中の患部では気血が流れていない為に患部の温度、体温は患部外の温度よりも低くなっている。気血が結滞しているので、痛みが出たり、筋肉が硬直したりしてさまざまな症状が起こるのである。そこで氣功を行なった時には、氣を患部に照射すると氣は血を…

全身全霊

生前の尤氏長寿養生功を教授していたドクター尤老師のビデオを持っている私は何遍、その動画を見たか分からない。直接ドクター尤老師から学んだことのない私はこのビデオが、師母の毎日の話や逸話以外にドクター尤老師との唯一の接点であった。そのビデオの…

歪み、病氣の原因

病氣の原因は外的要因と内的要因に別けられるが、感染症を除けば、私は歪みが病氣の原因と考えている。食、体、想、のバランスが均衡を崩した時に骨格が歪み、想念に歪みが生じて食事に偏りが出来る。このような心身になれば、病氣になって当然であろう。女…

意念

意拳は人間の持つ念、何かを成し遂げようとする意念のチカラを利用して作られた中国の武術である。英訳するとMind Fist と言うことになるだろう。意念こそは、何かを成し遂げようとする根源的なチカラである。例えば、あなたが家を建てたいと思う時には最初…

上虚下実と彼我一体

古から武術の理想的な究極の身体は上虚下実であると言われて来た。私も意拳を源流とする尤氏長寿養生功を学ぶ時もそれを目指して修練して自分の身体を作り上げていった。上虚下実は身体の外側の ものであって、図形的には正三角形である。一方、西洋のスポー…

上虚下実と彼我一体

古から、

チカラとワザを越える

若い者が武術とスポーツをする時には圧倒的なチカラに、技術を習って武術スポーツを完成させたいと思うのが一般常識で普通なことだろう。しかし、私のような年齢になれば、力には限界があり、ワザにも、身体のキレが無くなって来ることが実感出来るようにな…

緒方貞子氏逝く

国連の高等弁務官を長年務めた緒方貞子氏の名前はずっと前から聞いていた。彼女が私の母校国際基督教大学の講師をしたことがあったからだ。私には講義を受ける機会は無かったが、それだけではなく、カリフォルニア州のバークレーの大学に在籍していたことを…

毎日がプレシャス

日常の何も起こらない平凡な毎日の退屈と思われる時間を、寸暇を惜しんで目標と夢を持って努力精進していると、いつの間にか、目標を達成して夢を成し遂げていることに気づく。だから、毎日は退屈ではなく、夢に近づく唯一の列車、夢の超特急である。目標と…

太田氣功道場の構想

今までの太田氣功道場の路線を大きく修正して、本来のドクター尤老師が目指していた健康長寿、医療部門にシフトしている路線を歩み始めた太田氣功道場であるが、今までは、私は習った通りの武術に重きを置いた教授をして先客万来のオープンな来たる者は拒ま…

整体師に告ぐ

日本の整体ではマッサージのようなもみほぐしのテクニックを使うようであるが、太田式氣功整体ではマッサージやもみほぐしは一切行なわない。熊本講習会の動画を見て貰えば、すぐわかることだが私の氣功整体は運動療法とも言える運動とストレッチを用いて、…

鍼灸師に告ぐ

熊本講習会の動画を見て貰えば分かる通り、耳のツボ置鍼と太田式氣功整体によって脳梗塞後遺症と国の難病指定の患者が治療後、歩き始めて上がらない腕は上がるようになった。私は全国の鍼灸師に置鍼講習会を開催する予定である。 耳のツボに鍼置鍼をして氣を…

成せばなる

熊本では、幣立神社という一番古い、日本を守る神社として知る人ぞ知ると言う神社が山のてっぺんにあって、私も参拝したいと思い、百五十段もある階段を片足半歩ずつ登って神社に到着した時には、汗びっしょりとかいて体重をかけ続けた利き脚の右膝は根をあ…

太田式氣功整体の可能性

耳の置鍼を使っての治療で後縦靭帯骨化症の患者が、太田式氣功整体で歩けない患者が歩き始めたり、脳梗塞の患者が同様に歩き始めて、上がらないはずの腕が急に上がったことを動画で見られることにもなって、太田式氣功整体の効果を確信した私は、太田式氣功…

内と外

修験道の世界では、命を落とす危険を犯して、山野を十年も二十年も毎日走るように駆け巡る。インドの行者も肉体をいじめるようにして精神を鍛えあげるのであることはすでに知っていることだろう。阿闍梨になることや、ヨガの仙人になることの共通点は外側の…

後縦靭帯骨化症と脳梗塞後遺症

熊本講習会で歩くことが良く出来ない症状の後縦靭帯骨化症の患者と脳梗塞後遺症の患者を治療したのであった。結果から言えば、二件共に大成功であった。初めて会って五分たたないうちに歩き始めて、上がらないはずの腕が急に上がって大喜びしている。この病…

志しある者よ

人は生まれてこのかた、富貴な家に生まれて来る以外は自分の持って生まれた才能と才覚で自分の夢の実現に取り組むに違い無い。自分の能力以上のものを望むことは無理であろうが、ある程度は教育や自分の努力で自分の能力才能を伸ばすことはできる。一つの 道…

自由

人には何ものにも束縛されない自由がある。いろんな自由があるだろうが、言論の自由、職業選択の自由、の他にも考えてみれば思いつくことがいくらでも出てくるだろう。尤氏長寿養生功を三十年のあいだ訓練して私は自由になった、と言える。まず大学で使える…

知ってもらいたい

あと二、三日で熊本講習会に向けて出発する。講習会をする最大の理由は、一言で言えば、氣の存在の証明である。三十年前にテレビ局に呼ばれて有名人を氣で投げ飛ばした時の日本人の大半は氣の存在を信じなかった。テレビ局の人間であっても、私への態度は非…