ピンク筋肉

ピンクと言っても、別に色っぽい話ではない。筋肉には二種類あって赤い色の筋肉と白い色の筋肉があり、それぞれ遅筋、速筋に分かれて持久力と瞬発力を司ることが判明している。尤氏長寿養生功の訓練で培われる筋肉はピンク筋肉であった。瞬発力と持久力の両方を備えている。ここと思う時には鉄のように筋肉は堅くなって勁のチカラとなり、師母が三十分に及んだ震脚ジャンプに私は耐えて道場の中で一番長い時間ジャンプを続けられた。以前氣の量は動と静のベクトルの差が関係すると言ったけども、持久力と瞬発力の両方のチカラが強いほど氣の量が大きくなっていると私は思っている。弾腿と言う屈伸の基礎訓練が尤氏長寿養生功にあって、師母は七十年間ものあいだ毎日続けたと言っていた。最新のスポーツ医学ではユックリして屈伸の運動でピンク筋肉を作れると言っている。同じコンセプトで目的も同じことに思われる。私のケガした左ヒザもこの弾腿を毎日行なうことで筋肉が回復して歩き易くなって来ている。最新医学と尤氏長寿養生功の基礎訓練はこんなところでも、すでに尤氏長寿養生功では昔に採用研究されていたことに私は驚きを禁じ得ない。