困難だが人生は終わらない

我々の人生には困難がつきものだが人生は終わらない。Dr.ムクエグはアフリカのコンゴの国の産婦人科医であるが、コンゴ内乱に乗じて起こった人権を無視した虐殺やレイプに対して医師の立場で被害に遭った女性たちの癒しと人生の再構築に寄与してついにノーベル平和賞を与えられた。彼の加害者と被害者の人間性に対する洞察は感動するべきものがある。フランス語と英語を駆使して国連でスピーチをした後に世界の国のコンゴの実状に対する国々の無関心を加害者と同罪である、と訴えて鋭い舌鋒を放つ。彼の言葉の中に、人生には困難がつきものだが人生は終わらない。重要なことはレイプの過去を忘れることではなく、希望ある未来を築くことが大事である、と訴える。私も七十歳になった今でも困難の最中に身を置いているが、私は楽しく嬉しい、幸せなものであり、困難ではあるが私の人生は終わっていない。充実した毎日を送り新しいことを学習する喜びに満ちた毎日である。希望があるからだ。大好きな、私が習得した尤氏長寿養生功を教授する立場になって入門してくる玉石混交の中の玉の仲間とハッピーな時間を過ごす。玉石の中の石ころの人間とは訣別してもう会うことも話すことも無い。彼らは彼らの道を歩むが良い。私の道には今でも困難があり、行く手には困難が待ち受けているだろう。しかし、日本に、中国、アメリカに、タヒチ、スイスに友人と仲間がいる。彼らとの氣と心の交流が待っているのだ。これが私の幸せの源である。私の行く手を阻もうとする者が出ているが、尤氏長寿養生功は確実に前に進んでいることを実感している。

困難ではあるが、私の人生は終わっていない。希望のある人生が待っている。